2004年7月(day012)

2004年7月(day012)


2004年7月4日
 昨日は友人Zと「歓楽谷」へ行ってきた。6月初めに行く予定だったのだが、仕事やら何やらで延びに延びて、7月に突入してしまった。「歓楽谷」とは、深セン市内にある、テーマパークの一つ。簡単に言ってしまえば遊園地である。昨年の7月に初めて訪れて、昨日で二度目だ。

 深センで最も人気のあるテーマパークだから、普段であれば人気アトラクションは三時間以上並ばなければ楽しむことはできない。しかし、昨日は雨が降りそうなところを半ば無理をして出かけたので、大分空いていた。

 まず、テーマパーク前の麺屋さんで朝食兼昼食。(朝早く会社の電話システムにトラブルが発生したため、それを処理してから出かけたので出発が少し遅れてしまった)。混み具合がゆるいとは言え、それなりに人出はある。目的のアトラクションがいっぱいになってしまいはせぬかとドキドキしながらの朝食である。それでも、涼菜(もやしとブロッコリ)を二皿と牛肉刀削面(ラーメン)を平らげた。(中国のラーメンは日本のような重いスープではないので朝食向きである)。

 入場料は120RMB。昨年と変わらない。空がどんよりと曇っているのが気になるが、待ち行列が短くなると思えば逆にありがたいことだ。さっそく、昨年乗り損ねた回転ジェットコースター「雪山飛龍」に向う。ところがここでトラブル発生。友人Zが目の前に見える「太空梭」に行きたいとゴネだしたのだ。
 「太空梭」とは、空高く伸びた塔に円盤上に椅子を据えつけたもので、この円盤が椅子と一緒に一瞬の内に塔の一番上まで到達する。私は乗ったことがないが、人気アトラクションの一つであることは間違いない。とは言え、回転ジェットコースター「雪山飛龍」ほどの魅力はない。
 なにしろ私は回転ジェットコースターに乗ったことがないのだ。私が子供の頃は遊園地が花盛りであったが、当時はジェットコースター自体がどこにでもあるものではなかった。そして、ジェットコースターが回転を始めるのはまだずっと先のお話。成長したあとも、なぜか、遊園地やテーマパークに行く機会はまったくなかった。

 そんなわけで、回転ジェットコースーターになんとしても乗っておきたかったのだ。しかし、私の思いなど友人Zが知る由もなし。思いっきり口喧嘩となってしまった。よもや、この年でジェットコースターのことで口喧嘩になってしまうとは・・・。

 それでも、なんとかZをなだめすかし、回転ジェットコースター「雪山飛龍」へ到着。天候の恩恵を受けて、わずか1時間の待ちで搭乗。(昨年と違って、通路にベンチが設置されており、待っている間座っていられるのがありがたかった。ちなみに昨年はあまりの行列の長さに途中で放棄)。ガタゴト、ガタゴトとコースターが動き出す。足のつかない宙吊りタイプだ。(これをインバーテッド型というらしい)。そして、ドヒャーン、ガーン、ビューン、ゴルン、ゴルン。ふっー、かなり怖かった。というかもう二度と乗りたくない。日本の最先端のコースターに比べれば大したことないのだろうけれども、なんと言っても、「中国の」ジェットコースターという特別の恐怖がつきまとう。でも、面白かった。お勧めです。

 まだ、足元がふらついたままの私とZであったが、続いて「鉱山車」へ挑戦。これもジェットコースターだ。真っ暗な洞窟の中を高速で飛ばすタイプ。昨年経験済みであったので、これは難なくクリアー。Zも、「さっきのに比べればなんともなかったわ」と強気だ。

 そして、巨大ブランコ。40人ぐらいが座れる巨大なブランコがグルングルンと回転するタイプ。空中で、逆さまになって止まったりするので、ある意味、ジェットコースターよりもはるかに怖い。友人Zは列に並ぶ前から恐怖に襲われ、「これはやめようよ」と私を説得することしきり。「だめ!これは面白いんだから」と断固として拒否する私。私は昨年すでに経験済みで、このブランコは大好きなのだ。友人Zの再三の願いを拒否しつづけて、ブランコに搭乗。グルーン、グルグル、グルーン、グルグル。もう一回。グルーン、グルグル、グルーン、グルグル。終了したとき、友人Zは半泣き状態であった。私も怖くなかったわけではない。なにしろ、体重が体重だ。私の椅子だけ落ちてしまうのではないかと心配でならなかった。

 友人Zは巨大ブランコを最後に緊張の糸が切れてしまったようで、もう刺激の強いものに乗りたがらず、二、三の小さなアトラクションに乗って終わり。天気も崩れてきたので、ちょうどよかったとも言える。

 帰りはいつもどおり、ジャスコに寄って予約してある雑誌を受け取る。そして、我が町までタクシーで一直線。忙しい一日であった。

2004年7月5日
 一昨日、テーマパーク「歓楽谷」から帰ってくると、うれしい発見があった。友人Zが飼っていた小さな魚から子供が生まれていたのだ。たった一組のつがいから生まれたのだから感動だ。雌のお腹はかなり前から大きかったのだけれども、そんなにすんなり生まれてくるとは思わなかった。

 以前に同僚のSさんに尋ねてみたところ、恐らく「グッピー」だろうと言われていた。彼女に尋ねてみると、「孔雀魚」だという。辞書で調べてみるが、出てこない。そこでインターネットで検索してみたところ、「孔雀魚」=「グッピー」であることが判明した。なるほど、これが「グッピー」なのか。一応熱帯魚ということらしいが、うちでは水道水で普通に飼われている。

 インターネットで調べてみると、カルキ抜きとかをしたほうがいいらしいが、友人Zはそんなことは一切していない。私自身は魚について全くといっていいほど知識がないので、(一日ぐらいはバケツに入れておいた水のほうがいいんじゃないかなぁ)とは思っていたが、友人Zは全く気にせず、水道水を直接入れ込んでいた。一度、あまりに可哀想だと思って、ボトルからミネラルウォーターを入れてやったところ、雄のほうがひっくり返ってしまった。たぶん、冷たい水にやられて死にかけたのだろう。(ちなみに私はグッピーたちが熱帯魚だとは知りませんでした)。あわてて水道水を入れ込んでやり、なんとか息を吹き返したという経緯がある。

 そんなこともあって、友人Zの水道水飼育に任せていたところ、とうとう子供まで産んでしまったのだ。すごいというしかない。中国のグッピーは塩素に強いのだろうか。

 子供もできたことだし、新しい水槽でも買ってやろうと熱帯魚屋さんにいったところ、セットの水槽は意外に高いということが判明した(ちなみに、これまでは金魚鉢で買っていた)。そこで、今回は水槽の購入は見送って、もう少し検討を重ねてからいいものを買うことにした。
 友人Zが店員にグッピーの子供が生まれたと話すと、新しい情報が出てきた。同じ鉢に入れておくと親に食べられてしまうというのだ。これはまずいということで小さな金魚鉢を一つ購入し、親と子を分けて生活させることに・・・。

 さあ、グッピーの子供たち、無事に育ってくれるだろうか。
2004年7月12日
 心配していたグッピーの子供たち10匹は、一週間ともたずに次々と昇天してしまい、本日まで生き残ったのはたったの一匹。やはり水道水が悪いのかと、友人Zもとうとう置き水を始めた。頑張れ、子供グッピー。

 子供グッピーはさておいて、親グッピーの生活環境を整えるために、水槽購入を決定。まともに魚を飼うのは初めてなので、どんな水槽や設備を買ったらいいかわからない。大きなものを買っても水の入れ替えや手入れが大変そうだし、そもそもこの趣味がいつまで続くかわからない。そこで、縦・横・深さがともに30cm程度の小さな水槽を購入することにした。フィルターと空気ポンプと蛍光灯がついて200RMB、それに底に敷く石が8RMB、合計208RMBとかなりお手軽価格だ。グッピーと言えども熱帯魚の一員だから、温熱器も購入しようとしたが、売り切れ中。「夏なので必要ない。氷でも入れようかと考えているぐらいだ」とお店のオーナーに言われた。さすが、広東省!

 アパートに持ち帰ると、さっそく水槽と石を洗って、水をぶちこむ。そして、フィルター装置と空気ポンプを設置した。あとは、グッピーの引越し。うちのグッピーは水道水もへいちゃらなので、金魚鉢から取り出して、水槽に移してやるだけだ。

 しばらく戸惑っていたが、慣れると生き生きと泳ぎだした。空気ポンプも気に入ったようで泡に乗って遊んだりしている。うーん、楽しい。

 夕方になった頃、友人Zがもうひとつがい買いたいという。広い水槽で寂しそうだから、仲間を増やしてやりたいのだそうだ。喧嘩を始めるのじゃないかと心配だったが、言われるままにもう一組買うことになった。水槽に入れてみると、結構仲良く泳いでいる。私の取り越し苦労だったようだ。ただ、新しく入れた雄グッピーが少し元気がない。大丈夫かなぁ。
2004年7月14日
 二組のグッピーは今日も元気に水槽を泳ぎ回っている。後からきたグッピーは色が少し濃いので見分けるのは容易だ。話をわかりやすくするために、これからは最初からいるグッピーをグッピーA、後からやって来たのをグッピーBと呼ぶことにしよう。

 たった二日間観察しただけだが、グッピーBたちの性格が見えてきた。雌のグッピーは朝が遅い。他の皆が動き回り始めてもピクリとも動かず寝入っている。死んでしまったのかと思って細い棒で突付いてみたら、ビクッと跳ねて動き出した。こっちがびっくりしたよ。
 Bの雄は孤独癖がある。他の三匹が一緒に泳ぎまわっているとき、Bの雄は反対側の隅でフラフラしていることが多い。一匹で底にある餌を突っついている姿をよくみるから、餌取り競争を避けるために身に付けたBの雄なりの書生術なのかもしれない。動きをみた感じではBの雄は少々体が弱いようだから。

 最初からいたグッピーAのグループにも変化が現れてきた。以前は狭い金魚鉢の中、どこへ行くのも一緒でくっついて離れなかった。Aの雌がどこへ行こうとしても雄が後を追いかけ、うらやましいぐらいの仲睦まじさだったのだ。ところが、Bグループが加わってからAの雄の行動が変わった。雌にあまりこだわらなくなったのだ。仲が悪くなったわけではないのだが、明らかに雄と雌の距離が広がった。一緒にいても以前ほどぴったりとは寄り添わない。一人で水槽を泳ぎ回ってくることも多くなった。雌Bが現れたことによって、精神的に余裕ができたのだろうか?

  興味のつきないグッピー観察である。 
2004年7月19日
 先日、最後の子グッピーがとううとう昇天してしまった。子グッピーの方は友人Zが面倒をみていて、私はほとんど餌をあげていなかったのだが、最後の夜に限って私が餌をあげていた。わざわざ小さく砕いてから撒いてやったというのになんたる結果・・・。指に油が残ってでもいて、それがよくなかったのだろうかと後悔しきり。だが、亡くなってしまったものは仕方がない。アーメン。

 親グッピーの方は、4匹とも元気。頼りなさげだったBの雄も色艶がよくなってきて、元気いっぱいだ。子グッピーの分も頑張ってくれ。

 友人Zの単語力が約300個となって、繰り返し繰り返しテストを重ねての結果だから、記憶にだいぶん根付いてきたことだろう。だが、まだ油断はならない。しばらくは復習づけだ。単語の方は復習を主とするとして、会話文の方もマスターさせねばならない。しばらくは、教科書(中日交流「標準日本語」を使用中)の第一課から第五課まで暗記させることに力を注ぐとしよう。それからは、動詞の活用だ。ここが難関の一つである。どんな教材を作ったら、動詞の活用をマスターしてもらえるのだろうか。
2004年7月23日
 昨日、グッピー用水槽の水交換を試みた。最初の予定ではちょこちょこっと一部を交換して済ませるつもりだった。ところが、容器を使って水をかき出しているうちに、底に敷いてある小石の中から大量のゴミが出てきた。おそらく、グッピーの糞等であろう。あっと言う間に水槽が濁ってしまった。そこで、水の交換を続けることにし、結局水槽の5分の4ぐらいを入れ替えてしまった。こんなに手をかけるぐらいだったら、グッピーたちを金魚鉢に移してから作業をしたほうが良かったなと少し後悔した。
 それでも30分ほどで交換を終了。まだ、濁りが消えないが、しばらくすれば収まることだろう。なんと言っても、うちのグッピーたちは強いのだ。少々のことで死ぬ心配はない。そう高をくくっていた。

 しかし、しばらくして、一匹(Bの雄グッピー)の様子がおかしくなった。フィルターの上の水面に近いところでピタリと動きを止め、わずかにヒレを動かす程度だ。なんだ?これはヤバイぞと思って眺めていると、他の三匹がB雄グッピーのところに集まってきた。やばい、これはかなりやばいぞ!と思い、水槽を軽くトントンと叩いて刺激を与えてやった。一瞬ばらけて元気を出して泳ぎ始めたグッピーたちであったが、しばらくすると、またもや集団不動体勢に戻ってしまう。心なしか、眼が大きく見開かれているようだ。

 これは困った。今日入れた水道水がいけなかったのだろうか。グッピーたちの生存能力を過信しすぎた報いか。友人Zに状況を伝えると、「水なんか交換するからよ」と冷たい。水を交換している最中は「XX(私の名前)は、今日は働きものね~」と大喜びだったくせに・・・。

 とにかく、このまま手をこまねいているわけにはいかない。インターネットで調べてみると、PH(ペーハー)ショックだろうということが判明した。PHショックとは「飼育水の急激な温度変化・水質変化によってショック状態を起こす」ことだという。重い場合には死んでしまうのだそうだ。これは大変なことになった。捨ててしまった水はもう戻らない。薬もない。温熱器もない。さあ、どうしよう。
 水質はもはや変えられない。変えられるとしたら温度だ。そうだ、ドライヤーがあるではないか。ドライヤーのスイッチを入れ、水槽に向けて吹き付ける。できるだけ、グッピーたちのそばに寄せて水を暖かくしてやろう。動きの悪い奴から一匹、一匹と温風を吹きかけて回る。でも、こんなので効果があるのだろうか。煮魚になってしまったらどうしよう。いや、熱くなれば、泳いで離れるだろう。魚も馬鹿じゃないだろうから・・・。

 ドライヤーをもって格闘すること十分ほど、とうとうグッピーたちが、元気になり始めた。一番元気のなかったB雄グッピーですら、ずいぶんと活発になった。ああ、良かった。しかし、まだ油断はならない。要は、温度だ。そう考えて、お湯を給湯器からどんぶりに移す。あんまり熱すぎて煮魚になっても困るから、冷たい水も足してちょっと暖かい程度にする。そして、どんぶりから水槽へとお湯を送り込んだ。おおー、グッピーたちが元気に泳ぎ始めた。もう、ほとんどもとどおりだ。突然熱いお湯がきたので、びっくりしただけかもしれないが・・・。

 そうして、一晩が過ぎた。朝一番で確認をしてみたところ、なんとか生きている。A雄グッピーの動きが少し悪いなぁ。ちょっと食塩でも足してみるか。ひとつまみの食塩を水槽に撒く。おっ?元気になったかな。念のため、お湯も足しておくとしよう。

 さあ、グッピーたち、私が帰ってくるまで生き延びていてくれよ。

2004年7月26日
 水交換の危機を乗り越えたグッピーたちは、その後も無事に生き続けた。ただ、ABグループの両方とも、最近はひたすら餌を探しつづけて泳ぐのみ。以前のように空気ポンプの流れに乗って遊ぶことがない。餌をやると、しばらくは夢中になって食べているが、お腹がいっぱいになると、餌を無視して泳ぎ回る。それでも、何かを探し求めているようだ。そこで、塩を入れてみると、旧に活発に泳ぎ始めた。しかし、あんまり塩を足し過ぎたら死んでしまいそうで、頻繁には実行できない。さて、どうしたものか。悩みながら、昨日遅く眠りに着いた。

 本日、早朝、目覚めるといつものように水槽の明かりをつけ、グッピーに眺め入った。4匹ともまだ眠っているようだ。ほとんど動きがない。餌は全て食べ終わっているようだ。しばらくしたら、餌を足してやろうかなと考えていたところで、何かが水面に浮いているのを発見した。子グッピーだ。とうとう生まれたのである。だが、動きがない。すでに死んでしまっているのだろうか。おっ、動いた。生きているぞ。金魚鉢はどこだ。移してやらなければ、親グッピーたちの餌になってしまう。台所とベランダを探し回る。見つからない。やむなく、友人Zを起こしにかかった。「金魚鉢はどこ?」(早朝5:00)。

 寝ぼけてろれつの回らない、Zの言葉に従って、台所に置いかれた箱から金魚鉢を取り出す。すばやく水洗いをした後、水槽から水を移す。そして、起き上がってきたZが網で子グッピーを取り出した。ついでに、もう一つ金魚鉢を取り出してきて、雌グッピーたちをそちらに移した。これで、一安心だ。帰ってくる頃には、もう数匹ぐらいは増えていることだろう。楽しみだなぁ。 

2004年7月27日
 次々と生まれ出てくると思われた子グッピーであったが、予想に反して、それ一匹きりであった。或いは、全て親グッピー食べられてしまって、あれが最後の一匹だったのだろうか。そう言えば、親グッピーたちは最近、餌にあまり興味を示さない。以前は水槽に撒くとすぐに飛びついていたのにだ。生餌(子グッピー)の美味さに味をしめて、乾燥餌に興味がなくなったのではないだろうかと疑いたくなる。

 さて、久しぶりにフラフープの話をしよう。記録を辿ってみると、2004年5月の中頃からフラフープによるダイエット作戦を始めている。日記には書かなかったが、実はこつこつと毎日練習していたのだ。最初は一度に5回転させるのがやっとであった私も、最近は15回転から20回転は楽にできるようになった。しかし、そこからどうも上達しない。これはもしや、道具に問題があるのではないか・・・。そういう疑いがフツフツと湧きあがってきた。
 そこで、デパートへ買い物に出かけたとき、少し重めのフラフープを試してみた。すると、回る、回る、あっという間に30回転ぐらいできてしまった。なんだ、これまで使っていたフラフープは軽すぎたのだ。重いフラフープならば、簡単に重心がとれてくるくる回すことができるのだ。さっそく、一つ購入して、アパートで回してみることにした。

 アパートで落ち着いて回すと50回転は楽にできることがわかった。それ以上となると、体力の疲弊が激しい。それでも、一度にそれだけたくさん回せるのはありがたい。今までの軽いフラフープだと、一生懸命努力して20回転ぐらいが精一杯だったからだ。もっとも、同じように軽いフラフープでも、友人Zは軽々と300回転はできる。だから、技術があれば、どんなフラフープでも回せるのだ。ただ、私の目的はダイエットであり、フラフープの技術を上げることではない。簡単に数を回せるに越したことはないのだ。さあ、今日からは新フラフープで運動だ。減量成功は近いぞ!
2004年7月28日
 昨日は内モンゴルのフフホト行きエア・チケットを予約した。8月の中頃に休暇をとり、旅行に行くためだ。昨年は意外な成り行きによって中止になってしまった内モンゴル行き。今年はなんとしても実現しなければならない。

 昨年はなかった(と思われる)深セン→フフホトの直行便が今年は存在した。ただし、片道1900RMB以上もする直行便のみ。広州→フフホトは2.5割引で1410RMB。だいぶ安い。北京経由も検討してみるが、今年はSARSの影響がなくなったためだろうか、割引チケットがなく、フフホト行きと値段があまり変わらない。そうなると、広州→フフホトしかない。帰りの便も検討材料に入れて、結局、広州→フフホト、フフホト→広州の5泊6日の旅となった。(参考までに申し上げておくと、ちなみに、広州⇔フフホト、深セン⇔フフホトは毎日は出ていないようだ)。

 往復で、2820RMB。二人分だから5,640RMB。普段、中国物価で安い生活費を享受しているから異様に高く感じられる。だが、高かろうが何だろうが、内モンゴル行きだけは外せない。「草原を馬で駆け抜け、夜は満天の星空の下で草むらに横たわる」。(寝るのはパオです)。ここ数年来の夢だ。なんとしても実現するぞ。

 ちなみに昨日は現金が足りなかったので、予約だけで購入まではしなかった。直前までお金を払わずに予約だけしておけるのかと尋ねると、「できるけれども、チケットの値段が変わる可能性がある」とのことであった。そうなると、早めに払込をしなければならないなぁ。
2004年7月30日
 昨日とうとうチケットを手に入れた。実は、発券までしてもらうつもりはなかったのだ。昨年、チケットをキャンセルしなければならなくなったとき、売り場のスタッフが「発券までした場合は、キャンセル料が5%高くなります」と言われたからだ。「それじゃぁ、発券をしなくてもよかったのか」と尋ねると、「そうです」という回答があった。
 そういうことなら、お金だけ払って領収書だけもらっておけばいいや、発券はぎりぎりになってからにしよう。そう考えていたのだ。ところが、今回改めて尋ねてみると回答が違った。「お金を払ってチケットを購入したというのに、発券しなくてどうするんですか?」という言い草だ。どういうことだ。スタッフに対して質問を重ねてみるが、要領を得ない。あきらめて、発券までしてもらうことにした。

 つまり、こういうことか。発券までしなくてもよい。ただ、その場合は「予約」の状態だから連絡がうまくとれなかった場合には、「席がとられてしまう」または「安い席がなくなってしまう」可能性がある。
 発券までした場合には、完全に確定だから席は完全に確保できる。ただし、キャンセル料金が5%高くなる。
 でもねぇ、安い席がなくなってしまったら、その差だけで300RMB以上にもなるしなぁ。昨年、割引チケット(2割引以上だったか?)の場合は、キャンセル料金自体で20%とか言われたし、それが25%になるぐらいで割引率を無効にする危険は冒せない。つまり、割引率の高いチケットを購入する場合には、発券してもらうしか選択の余地はないのだ。損する金額が同じなら、スケジュール通りに旅行に行ける側に賭けるしかないではないか。

 とぶつぶつ言ってみたが、真実はどうなのであろうか。
3月末以来手をつけていなかったが、再び「電話代削減への道」シリーズに着手しようと思います。だいぶ日が経ってしまったので、ここでリンクをまとめておきます。ご興味のある方はご覧になってください。

電話代削減への道<1>
電話代削減への道<2>
電話代削減への道<3>
電話代削減への道<4>
電話代削減への道<5>