2004年10月(day014)

2004年10月(day014)


2004年10月1日
 今日から、国慶節のお休み。私たちは珠海市へ旅行に出かけることになった。Zは当初桂林行きを主張したのだが、そんな大旅行を年中やっていたら破産してしまう。大きな旅行は年に二度だけ、今回は広東省内の中で選んでくれと説得した結果、珠海市となった次第だ。珠海市は一度行ったことがあるので本当は韶関市に行きたかったけれども、今回は妥協をした。一度行ったことがあるところをさらに深く知るのも悪くないだろうし、すぐ隣にはまだ訪れたことのない中山市もある。時間に余裕があるようだったら、寄ってみることにしよう。

 記録を辿ってみると、前回珠海市を訪れたのは2002年2月。もう2年以上も経つのだ。当時は、まだ東莞市のXX鎮に住んでいたから、到達ルートが異なる。また、新しい発見があるといいなぁ。それに、前回は冬の寒い頃だったけれども、今回は秋。また、違った風景が見られることだろう。せっかくだから、郊外メインで回ってみようかな。

 それでは、また!  

2004年10月3日
 本日、珠海市から帰宅。二回目ということもあって、新しい発見はあまりなかった。問題は、私にとって街歩きは旅の重要な目的であるのだが、Zにとっては体力の無駄に過ぎないことだ。街を歩き出すと30分もしないうちにもう力が尽きたのなんのと言い出す癖に、ショッピングセンターで服を見て歩くとなると、3時間でもヘイチャラだ。この相違をなんとかしなければ、・・・と考えるのはそれこそ時間の無駄だろうか。

 今回は、海をあまり見たことのないZのための旅だった。そこで、街歩きをカットし、「淇澳島」というところに行って来た。「淇澳島」は、以前は船でいくしかなかったため、観光地としてそれなりに魅力もあったようだが、立派な橋が通ったことにより、観光地のメインはもっと遠い島々へ移ってしまったようだ。そのため、人がほとんどおらず、かえって自然を楽しめたともいえる。

 詳細は、「珠海探検記」に書かせて頂きますので、お時間のある方はご覧になってみてください。
2004年10月4日
 現在、水槽(大)の中には、グッピー6匹とメダカが1匹泳いでいる。
 9月26日の時点で3匹だったグッピーがどうしてこの人数(匹数?)になったのか。簡単に解説を加えておこう。

 9月下旬、新しい水槽(大)を購入した私は、翌日3匹を追加購入した。これでグッピーは合計6匹。ところが、数日経ったところで1匹がお亡くなりになった。そして、珠海へ旅行。旅行から帰ってみると、さらに2匹が死亡。結局、もとの3匹に逆戻り。もはやどうしたらよいのかわからない。
 しかし、これぐらいで諦める私ではない。再び、4匹を追加購入。このとき、Zがお店の人にねだって(本人は否定)、メダカ1匹を無料で手に入れてきた。これでグッピー7匹、メダカ一匹となったのだが、本日、また一匹お亡くなりになってしまった。

 そして、現在、最初に述べた通り、グッピー6匹とメダカ1匹となった次第である。どうして、こうも次々と昇天してしまうのか。過去の記録を辿ってみると、雌の大半は稚魚詰まりによる死亡、雄はフィルターに巻き込まれた事故死が多い。結局、置き水をきちんとしていなかったのが原因なのだろうか。でも、最後の一匹のときは、きちんと置き水してあったんだけどなぁ。単に新しい環境に慣れることができなかっただけかなぁ。

 ちなみに、数時間前に水槽(大)の中に子グッピーが1匹ウロチョロしているのを発見。新しく投入した雌グッピーが産んだのだろう。今回は取り出さず、代わりに人工芝のようなものを買ってきて、水槽の底に沈めて隠れ家としてあげた。それから姿が見えないが無事生き延びてくれているだろうか。1匹生まれたということは、今夜にも続々と子グッピーが生まれる可能性もある。楽しみだなぁ。水換えをするたびにトラブルが起きるような気もするし、当分、水換えをやめてみようか・・・。
2004年10月6日
 子グッピーの隠れ家用として水槽の底左半分に設置した人工芝。これに大きな欠点があることがわかった。親グッピーから隠れてくれるのはありがたいのだけれども、同時に私も子グッピーが生まれたかどうかわからなくなってしまうのだ。
 当然、別の容器に移すこともできない。もっとも、いつも水換えや水槽換えで犠牲者をだしているから、このままのほうがいいのかもしれない。ある日突然、大きくなった子グッピーが人工芝の中から顔を出してきたら、それも嬉しい驚きだ。
 そんな風に考えながら、グッピーを眺めていると、人工芝のない右半分のそこでピクピクと何かが動いているのに気がついた。んっ?糞がゆれているだけだろうか・・・。いやっ、子グッピーじゃないのか。うーん、あっ、また動いた。うん、これは間違いない。子グッピーだ。餌を変えてから糞も黒くなっていたので、ぱっとみただけではわからなかった(昨日から、半生の餌を投入し始めた)。
 しかし、どうしたものか。救い出して、金魚鉢に入れてやろうか。そもそも、なんで、のうのうと寝ているのだ。親グッピーが1cm上で泳いでいるぞ。食べられてしまうじゃないか。やはりすくいあげたほうがいいのかな。心配しながら眺めていると、ようやくソロソロと移動を始め、なんとか人工芝の中にもぐりこんでくれた。ずいぶんと動きの鈍い子グッピーだ。生まれたばかりだと、みんなそんなものなのだろうか。とにかく、1匹発見。先日見つけた1匹がまだ生きていれば少なくとも2匹が人工芝の中に隠れているはずだ。ああ、人工芝をどけてみたい。だが、しばらくは我慢をするとしよう。下手にいじって、また昇天されてはかなわん。

 昨日は、深セン特区外の公明鎮というところに行って来た。同じ特区外でありながら、福永、沙井、松岡の三鎮に比べると発展スピードに相当な差がある。三鎮は宝安の中心に追いつけ、追い越せの勢いで発展してきているが、公明鎮の辺りは東莞市の辺鄙なところとあまり変わらない。やはり、三鎮は次の新特区として確定しているのだろうか。 
2004年10月8日
 続々と子グッピーが誕生した。しばらくすると、すぐに人工芝の中に隠れてしまうので、現在、一体どのくらいの数がいるのかわからない。少なくとも、5,6匹はいると思うのだけれど。じっと水槽を見つめていると、ときどき人工芝の隅のほうでウロチョロしている子グッピーを発見することがある。はやく大きくなって、親グッピーたちと一緒に泳いでおくれよ。気になるのは人工芝にたまって行くゴミ。芝に覆われていない右半分は、私が仕事から帰ってくることには飢えた親グッピーたちに、綺麗に掃除されているのだが、人工芝の底にはゴミがたまって行くばかり。掃除をしたいが、下手に人工芝を取り上げて、逃げ損なった子グッピーが芝のゴミと一緒に洗い流されてはかなわない。もうちょっと大きくなるまで待ったほうが無難だろうか。でも、なかなか大きくならないんだよなぁ。

 親グッピーたちは調子がいい。相変わらず、グッピー6匹とメダカか1匹で楽しくやっている。最近与え始めたフリーズドライの赤虫がいいのかもしれない。これまでの乾燥餌よりも格段に食いつきがいい。餌が細長いこともあって、食いついたあと、しばらく口から餌を突き出したまま泳いでいたりする。また、乾燥餌は食べ残しが水槽の底に糞と絡み合ってたまったりするが、このフリーズドライの赤虫は、浮きがよく、食べられるまで水面に残っているので使用感も非常にいい。当分はこれでいこう。でも、この間、お店で冷凍赤虫も売っていたな。あれも試してみたいぞ。

 報告が遅れたが、先月末からフィリップの「XENIUM9@9++」という携帯電話を使っている。白黒だが、充電しないでも2週間-4週間は持つという友人Kの強い勧めで購入に踏み切った。当初香港で購入するつもりだったが、見つからず、結局、近所のデパートで手に入れた。
 この携帯電話の魅力は、充電がほとんどいらないという点に尽きるが、使い勝手もなかなかよい。欠点は図体が少しでかいことか。この機種のカラー版も出ていて、同じく長時間使用をうたっているが、図体はさらにでかく、ちょっと使う気になれなかった。
 9月30日にフル充電をして以来、今日まで充電をせずに使えている。どこまで持つかなぁ。
2004年10月10日
 フィリップの携帯であるが、結局、昨日まで頑張ってくれた。10日間もったので、普通の携帯電話よりは長時間使用可能であることがわかった。ただ、予定では2週間はもつはずだったので、ちょっとがっかりだ。本日から再びテスト開始。今度は何日もつだろうか。

 さて、グッピーの状況をご報告しよう。
 一昨日のこと、親グッピーのうち一匹が昇天なさった。その少し前から動きが悪くなっていたので、姿がみえなくなった途端、ご昇天なさったことは検討がついた。探してみると、人工芝の下でお亡くなりになっている。
 ご遺体を取り上げるためには人工芝を取り除かなくてはならない。だが、そうすると、人工芝に隠れている(はずの)子グッピーを隠れ家から追い出すことになり、親グッピーに食べられてしまう危険をおかすことになる。
  それならば、親グッピーを一旦、金魚鉢に移すしかない。ついでに、人工芝にたまったゴミも掃除することにしよう。生存している子グッピーの数もわかるし、一石三鳥だ。
 
 人工芝をとりのけ、ご遺体を片付ける。人工芝はバケツの水につけ、ひっかかったりしている子グッピーがいないかを確認したのち、シャワーで掃除。さて、水槽に子グッピーは何匹残っているか・・・。あっ、いたいた。一匹いるぞ。・・・あれっ?一匹だけしかいない。何度確認しても同じだ。少なくとも4匹はいると思ったんだか、食べられちゃったのかな。

 水槽からゴミを取り除き、人工芝を再び配置する。そして、生き残っていた一匹の子グッピーを再び投入。人工芝に隠れたのを確認した上で、親グッピーも入れ込む。やっぱり、人工芝だけじゃ隠れ切れないのかなぁと心配しつつ、床についた。

 そして、昨日の朝、目を覚まして時計をみるとまだ6時だ。一応、グッピーの様子をみにいくことにする。水槽の掃除をしたときに少し水換えもしたので、影響が出てないか心配だったからだ。
 ・・・、親グッピーは異常なし・・・、おっ、子グッピーがいるぞ。それも二匹。大きさから判断して、昨日みかけた生き残りに一匹ではない。おいおい、暢気に水面をウロチョロしているんじゃないよ。食べられちゃうじゃないか・・・と心配し始めた刹那、メダカがビュッとやってきて、一匹を食べてしまった。これは駄目だ。あわてて金魚鉢を用意して残った一匹を助ける。

 一体、どのグッピーが子供を産んでいるのだろう。そう思ってじっと見つめているうちに、一匹のグッピーの後部から子供の尻尾が飛び出ているのを発見した。おおっ、まだ生む気でいるぞ。もしや、今日は生む瞬間を見れるのではないか。期待に胸を膨らましてみているうちに、子供の尾っぽがどんどん外に出てきた。

  そして、ポン(という音はしながったが)と子グッピーが外に飛び出した。水中を落ちていき、サンゴの上でとまる。んっ、動かないぞ。死産か?と心配したが、一瞬目を離した隙にどこかへ消えてしまった。はて、人工芝の中に逃げ込んでいったのだろうか。
 さらにしばらく待っていると、2匹目が出てきた。今度はすぐに泳ぎ始める。だが、人工芝に隠れる様子がない。そこで、網ですくい上げ金魚鉢に移す。そんなことを三時間ほど繰り返し、ある者は金魚鉢へ、あるものは親グッピーかメダカのお腹の中へ、ある者は人工芝の中へと隠れていった。
 結局、金魚鉢へすくい上げた子グッピーは合計15匹。人工芝へ逃げ込んだのが何匹いるかはわからない。メダカに食べられたの結構いるに違いない。この間、子グッピーの安全を図るために、フリーズドライの餌を放り込んだりもしたのだが、親グッピー5匹とメダカたちは子グッピーを見つけるのに懸命で、私の与えた餌には見向きもしなかった。
 メダカが子グッピーを食べるのは異種の魚だから仕方がないかもしれないが、親グッピーたちが食べるのはちょっとひどい。産卵しているグッピー自身は生むことに懸命であまり食べている様子はなかったが、他のグッピーたちは子グッピーが目に入ると何の迷いもなく食いつきに行く。一度など、食べらた子グッピーが頑張ってもう一度外に出てきたというのに、再び食らいつきにいき飲み込んでしまった。(産卵中のグッピーだけ別の容器に移すことも考えたが、下手に環境を変えて、また稚魚詰まりになってしまっては困るのでできなかった)。

 すくい上げた15匹のグッピーだが、6匹を金魚鉢の状態でZに渡し、Z管理の子グッピーとすることにした。私だけが飼っていると、水換えしたから死んだだの、何だのとうるさいからだ。そして、9匹を小さい水槽に放り込む。これは置き水なしの水道水だから、ちょっと危険だ。(ちなみにZの金魚鉢の水は大きな水槽からとったもので、かなり安全である)。さあ、私とZの子グッピー、どちらが親グッピーになるまで無事育つだろうか。うーん、楽しみだ。そうそう、人工芝に隠れこんだグッピーもいる。本当に強いのはこの親グッピーの目を潜り抜けて生き残った子グッピーであるはずだ。頑張れよ。

*その後、さらに子グッピーが一匹生まれ、小さな水槽には10匹の子グッピーがいる。
2004年10月14日
 食いつきがいいフリーズドライの餌をあげすぎたためかもしれないが、親グッピーが2匹も昇天してしまった。これで親グッピーは4匹、+メダカ1匹。そのうち2匹の具合が悪そうだ。水換えを減らしたせいなのかなぁ。水換えをするとPHショックが怖いし、しなければ汚れが怖い。バランスがわからず困るなぁ。

 子グッピーの方は、Zの金魚鉢にいる6匹は、なぜか増加し、7匹となっている。原因は今だ不明。一方私の水槽(小)に入れてあった10匹は、やはり置き水してなかったのが悪かったのだろう。とうとう3匹にまで減ってしまった。一旦、金魚鉢に移し、水も大きな水槽からすくったものに入れ替えた。
 その後、大きな水槽で生まれフィルターに吸い込まれた子グッピーを一匹救い出して、追加。現在、子グッピーはZの金魚鉢に7匹、私の金魚鉢に4匹という状況だ。水槽(小)は新しく水換えをして現在、置き水中だ。
2004年10月17日
 親グッピーの一匹がまたもや昇天。なんということだ。こうなったら、再度追加するしかないと、昨日、再び4匹を購入。これで親グッピー7匹+メダカ1匹となったが、本日、一匹死亡して、親グッピー6匹とメダカ1匹と再び減少。

 親グッピーの追加をするときに、水槽の一部水換えを実施した(ちゃんと置き水使ってます)。そのとき、子グッピーを3匹発見。フィルターからも2匹救って、合計5匹の子グッピー増加となった。このうち2匹をZの金魚鉢へ追加。3匹を私の金魚鉢へ。それから、私の金魚鉢のグッピーを置き水の終わった水槽(小)へ懲りずに移した。

 その後、子グッピーの何匹かが昇天し、Zの金魚鉢には子グッピーが8匹、私の水槽(小)には子グッピーが6匹の状態となっている。どうも、水槽(小)に入れると、死亡率が高まるようだ。金魚鉢のほうが水温が高くなっていて子グッピーに優しいとかいうことがあるのだろうか。加熱器の購入を検討したほうがいいかなぁ。
2004年10月18日
 一昨日まで6匹いた水槽(小)の子グッピーたちがバタバタと昇天。たったの二匹となってしまった。なんでなんだろう。Zの金魚鉢の子グッピーたちはすくすくと育っているのに、水槽(小)に入った子グッピーはどうしても長生きができない。このままでは全滅だ。やむなく、一旦、残ったグッピーたちを金魚鉢に退避させることにした。水は親グッピーの入った水槽(大)のものを使う。

 なぜ、水槽(小)では駄目なのだろう?インターネットで調べてみると、熱帯魚を飼う水というのはバクテリアが育っている必要があるらしい。1日の置き水によってカルキ抜きはできるのだが、バクテリアが育つには数週間が必要とされるようだ。これか!と思ったが、ずいぶん大変な話だ。日本だといろいろ、便利なツールが売っているようだが、ここ中国でそれらを手に入れるのは難しそうだ。とりあえず、水槽(大)の水と置き水を混ぜて、水槽(小)で数週間ぐらい置きっぱなしにしてみるとしよう。それでバクテリアが育ってくれれば、ラッキーということだ。

 その他、加熱器も購入。1本80RMBのものを2本購入し、水槽(大)と水槽(小)に取り付けた。ガラス製のものだと25RMBからあるが、安全性を考えてステンレス製を導入。
 ところが、これらの加熱器は現時点ではほとんど無意味であった。なにしろ、ここは広東省だ。10月になっても水温が26℃より下がることはほとんどない。まぁ、冬になれば、ちょっとは機能してくれることだろう、そう自分を慰めた。 
2004年10月24日
 昨日は、久しぶりに香港へ出かけた。9:00福永港発のフェリーは、客が多く、注文したホットドックは売り切れでハムチーズサンドイッチに変更させられるはめになった。仕方がないなと自分を納得させて待っていると、やってきたのはツナサンドイッチ。ハムチーズサンドイッチも売り切れてしまったという。ないものはないのだから、否応もない。ついてない自分を慰めながら、ツナサンドイッチをぱくついた。

 いつも通り、香港島のソゴウで雑誌を購入したのち、再び九龍島へ戻った。「太子」駅へ行くためだ。お隣の「旺角(モンコック)」へはコンピュータの部品や携帯電話の購入のために時々訪れるのだが、「太子」は「旺角(モンコック)」をうろついていて、迷い込んだことがあるくらいで、直接訪れたことはない。

 その「太子」駅へなぜ行くことになったのか。それはもちろん、大切な「グッピー」たちのためである。インターネットで調べたところ、「太子」駅周辺に熱帯魚屋さんがずらりと勢ぞろいしていると書いてあるのを発見したのだ。これは行ってみるしかない。そう思い立ったわけだ。

 熱帯魚屋街は、「太子」駅をB1出口で降りて、警察署方面に向かって路地1つ目と2つ目のところにある。想像では、10軒前後のお店があるのかなぐらいに考えていたのだが、実際には30軒を越えるであろうお店が軒を連ねていた。ところどころ、ウサギやマウスを販売しているお店もあって、一大ペット街を形成している様子であった。

 香港の熱帯魚はさすがに種類が豊富で、おもわず見ほれてしまうような美しい魚がたくさんいた。名前は忘れてしまったが、透明に透き通っていて、中央部にガラスの玉を抱えたグッピーと同じぐらいの大きさの魚がいて、グッピーから乗り換えようかな、と考えさせられたほどに綺麗だった。香港からもっていくのは検疫とかの関係で面倒くさそうな感じがするから、深セン市内で探してみるとしようか。

 アクセサリーも豊富で、あちこちをみているうちに、瞬く間に2時間が過ぎてしまった。今回、購入したのは、旅行中に自動的に餌を入れてくれる「自動餌あげ器」80HKドル、水槽の底にあるゴミを救い出すための「小型ポンプ」10HKドル、フリーズドライ化された「ブラインシュリンプ」18HKドルの三つだ。他にも、PH測定器等を購入したかったが、最低でも220HKドルというお値段だったので今回は購入を見送った。

  今まで、香港と言えば、ソゴウのある「銅鑼湾(コーズウェイ)」、コンピュータショップのある「旺角(モンコック)」、ジャスコのある「太古城(タイクーシン」、重慶大廈のある「尖沙咀(チムサッチュウ)」ぐらいしか興味のあるところがなかったのだが、これに「太子(プリンスエドワード?)」が加わることになった。趣味が増えると、出かける場所も増え、生活が豊かになった気がする。考えてみれば、グッピーを私の生活にもちこんできたのは友人Zだ。友人Zに感謝。

 帰りもフェリーで福永港着。今回は公共バス2RMBにのって、福永バスステーションそばで降り、そこからタクシーでアパートまで戻った。福永港から出ている中型バス2RMBでバスステーションそばまで出るだけで、タクシー代の交渉は格段楽になります。みなさんも是非試してみてください。

 それでは、また。