2009年12月(day051)

2009年12月(day051)


2009年12月(day051)
2009年12月3日
 とうとう今年も最後の月となった。飛ぶように日々が過ぎていく。
 下の写真は、Zが先週末に作った「おにぎり」だ。JUSCOで買った中国産コシヒカリとサーモンで作ったサケおにぎりである。まだまだ、作るスピードが遅くて食べる頃には半分冷めてしまっているが、私が作るよりはずっと上手に作ってくれる。「次はもっと上手に作るわ!」と意気込んでいるので、大いに期待できそうだ。
 さらに、私が「日本ではね、おにぎりと鶏のから揚げを一緒に食べるんだよ。から揚げも食べたいなぁ」と言ったら、今日の夕食にから揚げにチャレンジしてくれた(おにぎりは無し)。しかし、今回は失敗で、ただの鶏肉の炒め物になってしまった。中国の料理本にのっていたレシピでは、卵が材料に入っていなかったらしく、本人の弁によるとこれが原因らしい。「次は絶対に成功する」とのこと。よほど悔しかったらしく、明日にも再挑戦するつもりのようだ。非常に楽しみだ。(ふと思い出したが、20代の頃、近所の弁当屋でよく「から揚げ弁当」を食べた。あれはうまかった。中国でも「味千」でから揚げを食べることができるのだが、最近は中国人の好みに合わせてしまっているためか、ちょっと日本のから揚げと違った出来になってしまっている気がする。残念なことだ)。
 

2009年12月5日
 ここ数日再び、急速に冷え込んできた。2週間ほど暖かい日が続いていたので、余計に寒く感じる。
 寒くなると、身体の筋肉が縮込んでカチカチに硬くなってしまい、柔軟体操も筋力運動もやるのが非常に辛い。冷水摩擦の方は、一旦やり出すと意外に辛くはない。先週は頚椎を痛めてしまって1日運動を休んでしまった。頭が痛かったのも頚椎が原因だったようだ。幸い、頚椎用のシップを貼っておいたら治った。これからは適時「首」の運動をして、「首」周辺の筋肉も鍛えておこうかと思う。しかし、こういう部分的な運動は痛みがなくなってしまうと必要性が感じられなくなるので続けるのが難しい。冷水摩擦のときについでにやるように習慣づけると良いのだが。
 左下は昨晩Zが作ってくれた「から揚げ」。残念ながら、今回も成功とはいかなかった。衣が少なすぎるのだろうか?色もちょっと違う気がする。味は鶏肉の炒め物としては美味しかった。右下はレンコンのはさみ揚げと揚げワンタン、こちらはどちらも上手にできていて美味しかった。また作ってもらおうと思う。
 
2009年12月6日
 本日も冷える。外は日が照っているので、昼間はそこそこ暖かい。しかし、アパートは周囲の建物に遮られて部屋の中まで日が届かないから冷えっぱなしだ。今朝も寒さの中、柔軟体操と筋力運動だけはやり遂げた。原則的に、平日は必ず朝晩やるようにして、土日はやれると思ったときだけやるようにしている。あまり厳しくすると長続きしないからだ。
 寒さで縮こまった身体で柔軟体操をやるのは非常に辛いが、朝やっておくと、一日の身体の状態が全く違ってくる。身体の動きに余裕が出てくる感じだ。一方、筋力運動はまだまだ駄目だ。運動をやった後の疲労がなかなか抜けない。回復力が著しく衰えてしまっているような気がする。やはりプロテインでも飲んだほうが良いのだろうか。だが、プロテインは中国では一般に売られていないから、日本から取り寄せなければならない。プロテインそのものはたいした値段はしないのだが、重量があるから送料を加えると高い買い物になるだろう。今は仕事があるから良いが、仕事を失ったり、年をとってからはなかなか手に入れ難くなるのは容易に想像がつくから、そうしたものに頼るのはあまり望ましくない。考えどころだ。
 筋力運動は、現在、スクワット25回、腕立て15回。これを朝晩2セットずつやっている。合計すると1日(平日だけだが)スクワット100回、腕立て60回となる。目標としては、来年中にスクワット50回、腕立て30回を朝晩2セットやれるようになりたい。そうすると、1日の合計で、スクワット200回、腕立て120回となる。これだけできるようになれば、まずまずの体力と言えるだろう。もちろん、そこまで至るまでの道は険しい。過去の経験によると、どこかしら身体を痛めたり、風邪を引いたり、半鬱状態になったりして、継続の意思をなくしてしまうことが多い。果たして頑張り続けることができるだろうか。しかし、現状の、腕立て15回すら必死にならねばできないというのは、あまりにも情けない。このまま年をとったらと思うと恐ろしくすらある。なんとかやり遂げなければならない。
 実は、身体以外にも改善点がいくつかある。生活習慣だ。私は酒もタバコもやらないので、その点は非常に良いと思っている。駄目なのは暴飲暴食だ。酒は飲まないが、ジュースを良く飲む。コーラ、オレンジジュース、乳酸飲料をこれでもかというぐらい飲んでしまう。毎日1Lはジュース類を飲んでいると思う。コーラは「ゼロ」を飲むようにしているが、いくらなんでも飲みすぎだろう。今月は会社で健康診断があるのだが、糖尿病になっているんじゃないかと心配だ。
 もう一つは、食事。どういうわけか、昨年から今年の初めにかけて突然10キロほど痩せ、その後ずっと68キロほどを維持しているが、まだまだ太り過ぎだ。身長が170cmだから、もう6,7キロは痩せなければならないだろう。痩せられない原因ははっきりしている。食べすぎなのだ。とにかく腹いっぱい食べなければ気がすまない。腹八分どころか、いつも腹十二分ぐらい食べている。年をとっても健康な人は腹6-8分ぐらいを習慣にしているようだから、私もそうしたものを身につけたい。
 そうは言っても、一度にあれこれやろうとすると、どれも未達成に終わってしまう。しばらくジュースと食事の件には目をつぶって、柔軟体操と筋力運動に集中することにしよう。

 さて、下の写真はZが昨晩作った「牛肉と大根の煮物」である。牛肉と大根がトロトロとなっていて、ものすごく美味しい。Zの得意料理の一つだ。今回は特に良い出来だった。
 

2009年12月9日
 最近、朝食に鍋焼きうどんを作って食べている。普段は私が料理をしようとすると、Zは(台所が汚れるから)嫌がるのだが、朝食に限ってはその時間寝ていられるためか、あまり文句を言わない。
 うどんは中国のスーパーでも、ごく普通に売られていて、3-6RMBぐらいだ。ただこれはスープがついていない。私が現在鍋焼きうどん用に買っているのはスープと調味料が付いて3セットで30RMB弱するものだ。やや高いが、韓国メーカ製のようなので、安心できる。まず鍋にスープと葱とシイタケを入れて煮込み、それからうどんを入れて、最後に卵を入れて出来上がり。寒い朝に食べる鍋焼きうどんの美味しいこと、美味しいこと。ただ、この韓国メーカ製のうどんはあまり腰がない。JUSCOに加ト吉の冷凍うどんが売っていたはずだから、今度行った時に買ってくるとしよう。
 

2009年12月11日
 今朝、Zが「今晩はおにぎりを作るわ!」と宣言をした。
 帰宅してみると、おにぎりはまだ出来上がっていなかったが、代わりに巻き寿司が作ってあった。輪切りにしたのを平らに皿に並べた韓国風巻き寿司だ。中に入っているネタは海老のから揚げと鶏のから揚げの二種類。深セン市内のJUSCOにある回転寿司で、海老のから揚げ入りの巻き寿司を出しているから、それを真似たのだろう。酢が少なすぎたのか、酢飯の味がしなかったが、韓国料理屋のお寿司よりはずっと美味しかった。今回は中国の普通のお米で作ったそうだ。次回は(中国産の)コシヒカリを使ってみると言っているので、もっと美味しくなることだろう。写真はZに拒否されてしまった。もっと上手にできたらとっても良いとのこと。
 お寿司を食べ終わってしばらくして、おにぎりが出てきた。今回は素早く作ることを念頭に置いたらしく、暖かいうちに食べることができた。握りもほどよくさらに美味しくなった。ご飯がやや柔らかすぎるようだったが、これも徐々に変わっていくことだろう。本格的なおにぎりまで、あと一歩。毎回、楽しみだ。
2009年12月12日
 ここ数週間、奇妙な現象が発生している。
 最初に感じたのは、プアール茶を飲んでいる時だった。お茶の味以外に、苦味が口の中に現れるようになったのだ。プアール茶の味が悪くなったのかなと考え、紅茶にしてみたが、やはり同様の苦味が口の中に残っている。さらに、飲み物を口にしていないときも苦味が口に走るようになった。
 これはおかしい。身体に異常が発生しているのか。急に運動をするようになったから、変調をきたしたのかもしれない。とりあえず、しばらくお茶類はやめて、会社ではお湯を主体に飲むことにした。会社でお湯を飲んでいるときや、帰宅してジュース類を飲んでいるときはなぜか苦味が発生しないからだ。
 インターネットで調べてみると、歯の詰め物が原因で苦味が口に現れることがあるということが書いてあった。私は歯がそれほどよくなく、中国でも何度か治療をして詰め物をしている。そのなかに品質が悪いものがあったのかもしれない。それが溶け出てきた可能性 がある。苦味が続くようだったら、歯医者に行ってみることにしよう。
 しかし、そう決めて数日経つと、口の中に苦味が走ることがなくなった。紅茶を飲んでみても苦味が発生しない。代わりに別のところで苦味が感じられるようになった。毎朝のように食べている鍋焼きうどんのスープだ。うどんを食べ終わってスープを飲もうとすると、スープに苦味が感じられるのだ。苦味が生じたのはいつからだったか?思い出せない。もともと土鍋を始めてから苦味が生じたのだったか?それも思い出せない。同じ土鍋を使っても、Zが作った唐辛子の料理だと苦味が消えてしまっている。うどんの時だけ生じるのかと思っていたら、土鍋でZが作った中華スープの時も苦味が生じていることがわかった。
 そう言えば、昨年辺りに、中国製の土鍋で亜鉛やらカドミウムが検出されたと日本のニュースにあった。日本に輸出された鍋に異常があったなら、中国で販売されたものにも同様な例があってもおかしくない。だが、インターネットで検索をかけても亜鉛やカドミウムの件で、「苦味」が出るという記述はどこにもなかった。あったのは銀色の異物が浮上してきたという現象だけだった。
 代わりに、土鍋を使用する時に、そのまま使用すると灰汁が出るから、最初に灰汁抜きをしなければならないという説明が見つかった。片栗粉や小麦粉、あるいは米のとぎ汁を煮込んで、土鍋に空いている孔を埋めてしまう作業のことらしい。もしかしたら、それをやっていなかったために、灰汁が出て苦味が出ているのだろうか。しかし、いくら検索をかけても「灰汁=苦味」という結果は出てこなかった。
 亜鉛、カドミウムが原因なのか、灰汁が原因なのか、どちらが原因かわからないが、このまま同じ土鍋を使い続けるわけにはいかないだろう。それで、本日新しい土鍋を購入してきた。今度はきちんと灰汁抜き作業を行うことにする。さて、「苦味」は消えるだろうか。
2009年12月13日
 本日の朝食は下の写真の「腸粉」(3RMB)。見栄えは悪いが、油をほとんど使わない料理であるため、お腹に優しい。朝食にはもってこいの料理である。
 さて、今週もなんとか柔軟運動、筋力運動、冷水摩擦の3点セットをやり遂げることができた。筋力運動は今週半ばから数を増やして、「スクワット30回、腕立て20回」を2セットずつ朝晩やることにした。少し体力がついてきたようで、運動をした後もそれほどバテなくなってきた。同時に、階段の上り下りも楽になってきた。
 実は3年ほど前、半年ぐらい、毎朝近所にある広場の階段20段ぐらいを上り下りする運動をしたことがあった。その時は、非常に身体が軽くなって、工場の階段を上がるのが全く苦にならなくなった。1セットでもう10回多くできるようになれば、同じぐらいの筋力になりそうな感じである。とにかく頑張って続けるとしよう。
 

2009年12月18日
 数日前から冷え込みが一層厳しくなってきた。
 そのためか、体調を崩して一日会社を休んだ。日課の三点セット(柔軟体操、筋力運動、冷水摩擦)も二日間連続欠かしてしまった。二日間まるまる欠かしてしまっては、後に響きそうだったので、本日の晩に柔軟体操と冷水摩擦だけはやった。来週、果たして続けられるだろうか。非常に不安だ。つい、先週まで調子が良かったのに、今は寒さとともに筋肉が縮こまってしまったかのようだ。全く情けない。土日に少しでも運動して、来週へ気力を繋げられるようにしよう。
 さて、左下は今週始めにZが作った巻き寿司。ネタはキュウリと焼きサーモンだ。ご飯がやや柔らかかったが、前回よりもずっと美味しくできた。次回が楽しみだ。右下が昨晩作った鶏のから揚げ。今回は前回と違って良い色に仕上がっている。肉も柔らかくて美味しかった。次回はもう少し大きめの塊で作ってもらいたいところ。どんどん上手になっているから先が楽しみだ。私は料理が全く駄目だから、全てはZにかかっている。感謝の日々だ。
 

2009年12月19日
 最近、「巻き寿司」の露店をよく見かけるようになった。
 初めてみたのは、(深セン市内)東門の地下鉄駅に隣接する地下街でのこと。ワッフルやら香港菓子の小店が並んでいるところに「韓国寿司」と看板を掲げた店が新たに出来ていた。店といっても、部屋で区切られているわけではない。露店同様、机一つの商売だ。小さな机の上にステンレスのトレイが置いてあり、その中に大きめの巻き寿司が積み上げられているだけだった。
 カバーで覆われているわけではない。ただ、トレイの中にドドンと巻き寿司が積み上げられているのだ。その通りは地下鉄の駅から地上への通路になっており、人通りが激しく、とても衛生的とは言いがたい。唯一の救いは、寿司のタネがタマゴとかキュウリとかで、生の魚介類ではない点だ。しかし、相当な人通りのあるところに、巻き寿司が覆いもなく積まれているというのは日本人からすると異様な雰囲気だ。トレイに置かれているだけだから、当然冷蔵もされていなかった。(逆に言うと、冷蔵設備がないから覆いをせずに風通しを良くしているのかもしれない)。いくらなんでも、これは売れないだろうと思っていたが、その後何度かそこを通りがかっても店は相変わらず営業を続けていた。
 そして、本日も東門へ行った。本日は、会社の食堂を切り盛りしてくださっている夫妻を一緒に連れていたので案内がてら東門のメイン通りを奥まで歩いていったのだが、そこでまたもや「韓国寿司」の露店を見つけたのだ。これには驚いた。地下街の店も衛生的とは思われないが、一応建物の中である。自分は食べる気にはならないが、受け入れられる人もいるのかなと思っていたが、今度は本当に路上である。人混みも尋常な程度ではない。塵も埃もかかり放題の場所にドドンと巻き寿司が積まれていた。幸い冬の最中で気温は低いとは言え、これはないだろうという感じだった。
 そして、帰宅後、 Zがアパートの裏にあるローカルな商店街に出かけた。いや、商店街というと立派な印象を受けるかもしれないが、ほとんど客など来ない作り損ねの商店街である(スーパーが一軒あったが、全く売れずオーナが夜逃げして倒産した)。その商店街から部屋に戻ってくると、「○○(私の名前)、裏の商店街でも店先で『巻き寿司』が売っていたよ」と教えてくれた。
 ちょうど飲み物が欲しかったところなので、私も外に出てコンビニに飲料を買いに行き、ついでにその場所をのぞいてみた。確かに「巻き寿司」があった。「涼茶(漢方薬のお茶)」屋の店先に机と出して「巻き寿司」の看板を出していた。東門の「韓国寿司」と違うのは、作り置きをしておらず、注文があってから作り始めるようになっているところだった。机の上には、ステンレスのトレイに入ったタマゴなどのネタが数点あり、ラップされている。さらに、大きな海苔が丸めておいてあった。ご飯は見当たらなかったが、炊飯器にでも入れてあるのだろう。作り置きでないから、ある意味、東門の「韓国寿司」より衛生的だ。しかし、場所が場所である。こんな出稼ぎ族しかいないような場所で「寿司」が売れるとはとても思えない。
 なんで、急にこんなにあちこちで「巻き寿司」を売り始めたのだろうか。「巻き寿司」がテーマのドラマでも流行しているのかな?私たちが住んでいる、深セン郊外の工業地区でも売り始めているということは、すでに相当広範な地域で、「巻き寿司」が売られ始めていることだろう。数年前に流行した「中国式ピザ」のような旋風を巻き起こすとしたら面白いが、その前に食中毒で問題を起こしそうな気もする。次回、東門に行ったら、是非写真をとってくるとしよう。
2009年12月21日
 数日きつい冷え込みがあったが、本日はまた気温が上がったらしく、起床が相当楽になった。暖かいと朝の柔軟体操、筋力運動もずいぶんと楽だ。身体が冷えたまま起きると、コチコチに固まった腰の筋肉がとっかかりの柔軟体操で折れてしまいそうで怖い。一昨日の土曜日の朝など、柔軟体操に入る前、3分ぐらいの間「今日はやめとこうか、やろうか」とずっと悩んだ。これからどんどん寒くなっていくのに本当にやり切れるのか。全く自信がない。
 さて、下の写真は今晩の夕食である。左の写真がZの新作。豚肉に小麦粉をからめて揚げたものと「十六ささげ」とナスを一緒に炒めた料理らしい。右下の写真の一番上にあるのは「上海青(白菜の一種)」とニンニクを炒めた料理。スープは中華スープ。今日 の料理はどれも最高に美味しかった。
 
2009年12月27日
 クリスマスが過ぎ、年末を迎えようとしている。
 今年のクリスマスも、ここ数年来と同様、ケンタッキーのファミリーパックをZと二人で食べただけでプレゼント交換もせず、淡々と過ぎた。年越しも、お餅もなしに、淡々と過ぎそうだ。1月1日から三日間お休みだから、その時にはJUSCOに行って、お餅を買って来ようか。
 今年は、金融危機の影響で、会社では人員削減、残業の短縮、管理の強化が急激な勢いで行われた。全職員の昇給・昇格も凍結されたため、会社全体がブルーな雰囲気となった一年だった。もっとも、ここ一年で相当数の工場が閉鎖されたことだろうから、勤めている会社が生き残れただけでも、幸運だと言えるのかもしれない。
 来年はどんな年になるだろうか。個人的には、柔軟体操(真向法)、筋力運動、冷水摩擦の3点セットを続けていくのが目標となる。柔軟体操は2月の春節までが一つの目安となるだろう。これを乗り越えれば、気温が上がってくるから身体が温まりやすくなり、身体の柔軟性もぐっと向上するのではないかと思われる。筋力運動は、来年末までの目標としては、スクワット50回、腕立て30回を朝晩2セットずつやれるようになること。現在の調子だと継続できさえすれば、意外にはやく目標達成となりそうだが、達成できたならば、今度は腹筋や背筋を鍛えたい。バランスの良く運動量を増すのが理想だ。冷水摩擦も柔軟体操と同様春節が一つの節目だ。暖かくなってくれば、実行するのが楽になってくるから、春が来るまでとにかく頑張るとしよう。
 仕事の面では、様々な困難が予想される。比較的安定していた過去と異なり、組織・管理面で大きな変化が起きることだろう。正直、これらの変化に正しく対応していく準備ができているわけではない。しかし、準備ができていようといまいと、変化はやってくる。一つ一つ対応していくしかあるまい。さて、どんな一年になることか。
2009年12月29日
 今晩は再び冷え込みがきつくなってきた。明日の早朝起きるのが辛くなりそうだ。
 昨晩は再びおにぎりとから揚げのコンビにZがチャレンジしてくれた。今回はおにぎりも暖かいうちに全て完成(写真にあるのは4個だが、実際には5個食べた)。から揚げも、大成功。一つ一つの塊も私の要望通り大きく出来て、色も味も良かった。来年はおにぎりとから揚げと卵焼きを抱えて近くの山にピクニックにでも行きたいところだ。
 
2009年12月31日
 大晦日だ。あと一時間で新年となる。
 今年は最大のイベントであるはずの省外への旅行で病気をしたため、ぱっとしない一年だった。仕事面でも、会社全体でリストラが進められたこともあってプラス思考で動く余力がなかった。一方、身体面ではプラスになることを多くできた。3月から始めた柔軟体操(真向法)を皮切りに、8月頃から筋力運動を追加、11月には冷水摩擦も開始した。さらに、今年の夏は広東省に来てから初のクーラーなし生活を成し遂げた。しかも、冬は暖房器具なし(ただし、電気毛布を除く)生活も達成できそうだ。来年も続けたら、大幅な体質改善が望めそうだ。もっとも心配な点もある。頚椎が引き起こしていると思われる頭痛が度々発生しているし、最近目の疲れが激しい。以前は目の疲れというとビタミンを飲んだり、目のマッサージをしたりすると治ったのだが、今回は効果がない。或いは、これも頚椎から来ているのかもしれない。この問題の解決は来年早々のポイントとなりそうだ。
 来年はどんな年になるだろうか。まず、春節に妹が中国に旅行に来るという大きなイベントがある。これをなんとか楽しいものにしたい。旅行がうまく行きさえすれば、良いスタートを切ったことになるだろう。仕事のほうは、さらなるリストラが進められる可能性が高い。経済が二番底を迎えることになったら、なおさらだ。自分自身が会社に残れる、残れないを問わず厳しい一年となりそうだ。ただ、厳しい環境というのは、自分に刺激を与えることにもなるから、鬱にならず上手に対応できれば良い結果に通じることになる。様々な形の困難が予想されるが、前向きに頑張ろうと思う。
 さあ、あと半時間で新年だ。皆さん、今年もありがとうございました。来年が良い年となりますように。