2010年2月-3月(day053)

2010年2月-3月(day053)


2010年2月2日
 暖かい日が続いている。ここしばらく後頭部の頭痛に悩まされていたけれども、今日はなんともなかった。頭痛があると、運動にもなかなか集中できず、良いことがない。今回は風邪も原因の一つだろうけれども、本当の原因は別にあると思われる。ごく最近まで首の裏が痛くて、頚椎が原因だろうと思っていた。ところが、毎日ネック・ストレッチ器を使ったり、首の運動を繰り返したりするうちに、首の裏の痛みがなくなり、痛みが上に上がって後頭部が痛むようになった。全くイタチごっこである。
 後頭部の痛みに関しては、いろいろ試した結果、特効的対応法が見つかった。薬局で紹介された頚椎用の中華温熱シップを首の裏に張っておくと痛まなくなるのだ。いろいろインターネットで調べてみたら、こういった暖めると直るという後頭部の頭痛は「緊張型頭痛」というらしい。(身体的・精神的)ストレスがたまる→後頭部の血行が悪くなる→痛むという図式のようだ。だから、後頭部近くを暖めてやると、血行が良くなり、痛みが治まるというわけだ。昨年から金融危機の影響で、部下のリストラとか私自身のリストラとかの心配で、ずっと大きなストレスのもとで仕事を続けている。その結果が「緊張型頭痛」として現われているに違いない。道理で帰宅後は痛みが消えてしまうわけだ。
 温熱シップという特効的対応法は見つかったものの、いつまでもこれに頼っているわけにはいかない。第一に、このシップは一枚16RMBもする。いかんせん高い。安いのもあるのだが、温度がそれほど上がらず効き目が薄い。第二にこのシップの温度に慣れてしまうと、シップなしには血行をきちんと保てない体になってしまいそうだ。それはいかにもまずい。
 なんとか打開策はないものかと頭をひねった先行き着いたのが、「血管の収縮運動をさせる」ということだった。血管の収縮運動をさせると言えば、やはり冷水摩擦が基本だ。冷水摩擦時に、首の裏から後頭部を摩擦するというのは毎日やっている。それでも後頭部が痛むのだ。そこで、強化策を考えた。以前に書いたが、私はほぼ毎晩足湯器で足湯に浸かっている。これを利用することにした。足湯で頭まで温かくなってきた頃を見計らって、冷たいタオルで後頭部をごしごしやって冷やすのだ。これで頭が冷えたら、再び頭が温かくなるまで待つ。そして、冷たいタオルでゴシゴシ。これを何度も繰り返すのだ。これを毎日続ければ、必ずや効果があることだろう・・・(多分)。まぁ、暫く続けてみるとしよう。
2010年2月7日
 朝から雨が降り続いている。
 今朝は朝から銀行巡りだ。まずは、現金の引き落とし。旅行で使うお金を用意するためだ。毎年、春節近くなると、(私が住んでいる辺りでは)香港の銀行カードでの現金引き落としが困難になる。だから、先週のうちにある程度引き落としておいたが、もうちょっと必要かなと思ったので昨日再び銀行に行ってみた。しかし、心配していた通り、引き落とし不可能になっていた。本日は午前、午後の二度トライしてみたが、やはり駄目だった。妹を香港空港に迎えにいくときに、空港のATMで引き落とすしかなさそうだ。
 もう一つの作業は中国のH銀行で、パスポート番号の更新作業をすること。昨年パスポートを更新したから、番号を更新しておかないと何か手続きをする時、わざわざ古いパスポートをもっていかなければならなず面倒だからだ。本日の午後早くに 行ったところ、幸いなことに客が少なく、すぐに順番が来た。パスポート番号の更新作業は頻繁にあることではないらしく、銀行のスタッフはやや戸惑いながらも、 なんとか処理してくれ無事更新を終えることができた。
 この銀行では来年早々にでも、もう一つ手続きをしなければならない。この銀行は以前はわざわざインターネット口座を開かなくても、ネット上でカードの口座番号と暗証番号を入力するだけで残高確認ができた。ところが昨年辺りにシステムの変更があって、インターネット口座を開かないと残高確認ができなくなってしまったのだ。ATMでの残高確認は安全面を考えるとできるだけ避けなければならないから、やはり、インターネット口座を開くしかないだろう。 
 銀行巡り以外に、春節の花市にも行ってきた。雨天のため、客こそ少ないもの昨年よりも多いくらいの店が出ていた。この街にきたばかりの7,8年前の花市ではミカンの飾り木が花市のほとんどを占めていたが、数年前から多様化が進み、色とりどり様々な飾り木や花が市場を占めるようになった。今年も昨年よりも花の種類がぐっと増えたように感じた。
 

2010年2月8日
 本日は市内の東門へ会社の日本人食堂用コーヒーメーカーを買いに行った。
 これまで使用していた日本から持ち込んできた業務用のコーヒーメーカが壊れたからである。家庭用のコーヒーメーカーであれば、最近は低価格品から高級品まで近所のデパートや大手チェーンの電気店で手軽に購入できるが、業務用の多人数分を一度に作れるタイプとなるとこれまで目にしたことがなく、どこで手に入るかも知らなかった。さて、どうしたものかと悩んでいると、食堂を担当している日本人の調理師さんが東門の調理器具専門店で業務用コーヒーメーカーを見たことがあると教えてくれた。そこで、その調理師さんと一緒に東門へとコーヒーメーカーの購入に出かけたのだ。
 調理器具専門店は、東門の歩行者天国から通りを一本隔てた奥にあった。運転手によると、この辺りが本当の東門老街(ラオジエ)なのだそうだ。その店はビルの1階から3階までを使用していて、2Fに家庭用から業務用の各種コーヒーメーカーが置かれていた。ただし、業務用の大型コーヒーメーカは、米国製が二機種、中国製が一機種あるだけで選択の余地がほとんどなかった。米国製のは9000RMB強と5000RMB強のが一台ずつ。基本的な機能は全く同じで保温器の数が前者が3箇所、後者が2箇所という違いがあるだけのようだった。中国製のは一回り小さいだけで、外観は5000RMBのものとほぼ変わらないが、値段は驚きの低価格900RMBだった。値切ってみたところ、米国製の5000RMB強のものは約4700RMB、中国製の900RMBのものは約700RMBとなった。(この店だけで決めるのも不安なので、近くのお店も数軒回ってみたが、どの店も規模が小さくて、業務用は中国製の同じ機種しか扱っていなかった)。
 さて、米国製にするか、中国製にするか?普通に考えると、会社で長く使うものであるから、少々高くても米国製を選ぶところである。だいたい、値段の差が異常すぎる。米国製も中国製もステンレス製だから、どこをどういじったらこれだけのコスト差が出るのかわからない。輸送代か?或いは、外観は同じでも構造が違うのか?店員に相違を聞いてみたところ、米国製なんだから高いのは当たり前だろの答えしか返ってこない。そこで、故障した場合、修理はどうなるのかと聞いてみた。すると、中国製は修理できるが、米国製は修理できないという。
 いくら米国製でも修理できないとなると購入するには躊躇いがある。さらに展示品をよくみると、中国製はやや新しく、米国製は置かれて何年も経っている様子だ。どっちがよく売れるのかと尋ねると、安い中国製のもののほうがよく売れるのだという。
 中国製は安すぎる点がどうにも怪しい。しかし、メンテナンスと売れ行き、それに700RMBであれば使用に耐えなくてもあきらめがつく点を考えて、中国製の購入に踏み切った。結果はいかなるものになるだろうか。

 *なお、この店ではサイフォンもけっこう安く売っていた。中国製なら150RMB前後、日本製でも350RMB程度から売られていた。これまで近所では見つけることができなかった安価(70-90RMB)な泡だて器もあった。
2010年2月18日
 一昨日、麗江・大理への旅行から帰ってきた。
 今回はZと日本からやってきた私の妹との三人での旅行だった。私自身、麗江・大理へは7年前に一人旅をしたことがあり、中国旅行が初めての妹を連れて行くにはちょうど良い場所だろうと考えて決めた。
 麗江では、麗江古城、束河古鎮、白砂、玉龍雪山、虎跳峡、大理では、大理古城、洱海公園を訪れた。麗江古城と束河古鎮では、民芸品のショッピングを楽しんだ。玉龍雪山では、藍月谷という場所でエメラルド・グリーンに輝く湖へと行った。虎跳峡では、切り立った崖に挟まれた激流に逆らうように置かれた巨大な岩の雄姿を見た。また、途中にある長江第一湾風景区では、絵葉書のような美しい風景を 眺めることができた。大理古城ではメイン通りを歩いた。7年前に泊ったホテルはなぜか閉鎖されていた。また、洋人通りは以前はいかにも外国人ばかりがいそうな通りやお店ばかりだったが、中国人の観光客の増加を反映してか、普通の土産物屋がぐっと増えていた。洱海はその名の通り、海のように広い湖で、その大きさに妹は何度も驚いていた。
 全般的に大きなトラブルもなく、無事旅行を終えることができ本当に楽しく過ごすことができた。久しぶりに妹とゆっくり話せたのも良かった。唯一問題を感じたのは、私の体力である。ここ数ヶ月の運動でだいぶ筋力をつけたつもりだったが、まだまだ筋力・スタミナともに十分でないことがわかった。現在、スクワット40回・腕立て30回を2セットずつ朝晩やっている。目標としてはこのスクワットを50回に増やせば十分だろうと考えていたが、自分の思うように旅先で動くには全く不足していることがわかった。やはり、100回はこなせるようにならなければ、体力的な不安は解消できそうもない。ただ、あまり目標を高くしすぎると続けるのが苦痛になるから、難しいところだ。コツコツ数を増やしていくのが無難なところだろう。
 旅行記はぼちぼちアップするので、お時間のある方は、たまに覗いて頂けると嬉しい。 
2010年2月19日
 寒い。底冷えがするとはこの事だ。先日、麗江へ出かけたときは、深センのほうが暖かかった。だから、戻ってきたら当然再び暖気を感じることができると思っていた。ところがどっこい、今度は深センのほうが寒くなっていた。しかも、一日経つ度に一層気温が下がっているように感じる。こうしてキーボードを叩いていても、指がかじかんでくるほどだ。
 今年は暖房なし宣言をZと誓い合っているので、昨年使用したセラミックパネルの暖房機をオンすることもできない。妥協案として電気湯たんぽと電気足温度器のみ使用を許されている(電気毛布もOKだが、壊れてしまった)が、冷気が体に進入してくるのを完全に止めるには至らない。あまりの寒さのために、朝晩やるはずの3点セットの運動も朝の分しかできず、夜はキャンセル状態だ。全く困ったものである。とにかく、早く春がやってくるのを待つしかない。いや、春がやってくるのを待っていては、いつになるかわからない。どこかの時点で晩の分も始めなければ・・・。工場への出勤が始まれば、会社で体を動かすから晩の運動もそれほど苦痛ではなくなるかもしれない。 
2010年2月21日
 明日から出勤だ。とうとう最後まで朝の分しか運動ができなかった。無念だ。
 代わりと言っては何だが、ホームページのほうは頑張った。今回の麗江・大理への旅行分は写真を全てアップした。それから、「中国の屋台・露店」と「不思議・面白情報」に関して分類表を追加した。分類表には記録日・追記(最終)日を載せたから、今後情報を追加していく際 、優先度を決めるのに役立つはずだ。また、各々項目数が増えすぎてしまっっているので、一部を独立させて新たなコンテンツにして見やすくなればと考えている。もっとも、その前に前回の旅行記(銀川、蘭州、西寧)分を完了させねばならない。宿題に追われた子供のようになってしまっている。
 さて、旅行前からの悩み事である「後頭部の頭痛」のことだが、やはり「緊張型頭痛」であるらしい。なぜそう思ったかと言うと、旅行が始まった途端に痛みが消え始め、後半は嘘のように全く痛まなくなった。旅行後二日間も全く痛みなし。ところが、昨日、インターネットのトラブルが発生したため出社すると、たちまち頭痛が始まったのだ。今回は体の状態を観察していたから、まず最初に肩が張り、それから頭痛が始まるのがはっきりと確認できた。仕事が始まると頭痛が起こるのではまるで「登社拒否症」である。仕事があるだけでも有難い時代だというのに何と言うことだ。
 なぜ肩が張るのかの真因をつかむのは難しい。しかし、肩が張るのが事の起こりであることがわかれば打つ手がないではない。一番手っ取り早いのが、低周波治療器を使うこと。中国ではあまり普及していないようだから、日本より高くつきそうだが、JUSCOなどで日本メーカ製を手に入れることができるだろう(中国メーカ製は怖くて使えない)。これである程度、効果が見込めるはずだ。ただ、最近はできるだけ薬や機械に頼らないことを目指している。そういったものは 年取った体には負担を与えすぎると考えているからだ。
 そうすると、第二の手段としては「ストレッチ」が考えられる。これまで、身体全体へのストレッチとして真向法をやっているが、真向法は肩への直接性は薄いから、「肩のストレッチ」といわれるものをいくつか覚えて試してみようと思う。これで効果がでれば一番良いのだけれども、即効性があまりないのではという不安もある。しかし、今は他に良い方法が思い浮かばない。カッピング(吸玉)器も効果があるようだが、忙しい毎日の中では適時やるのは難しいだろう。あとは、針灸と磁気ネックレス製品か・・・。ピップエレキバンも良さそうだけど、中国では見たことがない。使い捨てだから日本から取り寄せるのはコストパフォーマンスが悪そうだ。磁気ネックレスは中国でも手に入りそうだが、効果はどうなんだろう。安かったら試してみようか?
 まぁ、いろいろ問題はあるが、麗江・大理への旅行がそつなくこなせたことで、今年はまずまずのスタートを切れた。旅行中もトラブルの電話がガンガンかかってきてたが、これは電話対応でなんとかこなせたから、運という意味では幸運だと言えるはずだ。マイナス思考にならないよう、前向きに頑張るとしよう。 
2010年2月28日
 今月の下旬は湿気がすごく、床に水滴が溜まるほどだった。例年これに近い状態にはなるのだが、今年は特に著しかったといえるだろう。おかげで洗濯物がなかなか乾かず、Zは大変だったようだ。しかし、数日前ぐらいから気温が急に上がってきて同時に湿気が減り、床に水も出なくなった。これ以上続くようだったら、除湿器でも買うしかないかと考えていたところだったから、助かった。
 今週は、3点セットの運動をほぼ順調にこなすことができた。旅行前に達成した「スクワット40回、腕立て30回を2セットずつ朝晩」を数を減らさずにそのまま継続できたから、まずまずと言えるだろう。このまま順調に行けば、3月中にスクワットを50回まで増やすことも可能なはずだ。その後どうするかは決まっていないが、とにかくそこまで頑張るとしよう。
 「後頭部の頭痛」は、肩のストレッチをやるようになってから、嘘のように収まった。ただ、過去にも一旦効いたと思った対策が結局効果がなかったことがわかったことが幾度かあったから、まだ油断はできない。しばらくは要観察といったところだろう。
 本日は、プリンタのトナーを購入に近所の電子城に出かけた。私が使っているレーザ・プリンタは「HP LaserJet1020」で、トナーは「Q2612A」だ。インターネットで調べた価格は「330RMB」だった。しかし、お店に行って聞いてみると、「380RMB」。高い。
 サードパーティ製の粉だけを買って自分で入れると40RMBだという。空トナーを持ってきてお店の人に入れてもらうとプラス30RMB。手数料30RMBはややぼったくり価格だと思ったが、どちらにしろ空トナーを持ってきていないから、これは駄目。粉だけ持って帰ってもやり方がわからない。一度は店の人に(やり方を)見せてもらわないと難しいだろう。
 次にトナー付きのサードパーティ製はないかと尋ねたところ、150RMBとの返事が返ってきたので、これを値切って120RMBで購入した。次回は空トナーを持って来て、粉だけ入れてもらうとしよう。もっとも、現在のプリンタを購入したのは2006年の9月のことだ。今回が初めてのトナー交換だから一つのトナーで3年半も持ったことになる。次回のトナー切れが発生するのも2,3年後のことだろうから、その前にプリンタの買い替えということになるかもしれない。
 ついでに、コピー機能付きの多機能白黒レーザープリンタで一番安いのはどんな商品だと聞いたところ、HPでは「HP M1005」が1500RMBで買えると教えてくれた。コピー・スキャナー・プリンタ機能付きで、トナーは同じQ2612Aが使えるのだという。ほっ、欲しい。現在、スキャナーを持っているから、コピー同様なことは可能だが、普段は片付けてあるのでコピーをとりたいときにさっと使えず、意味がない。コピー機能付きが欲しい。しかし、Zの同意が得られそうもない。勝手に買ったら怒るだろうし、今は我慢するしかない。それに、もう数年も待てば、カラーレーザでコピー付きのが2000RMB以下で手に入りそうだ。それを購入したほうが満足度が高いことだろう。
 マウスも買った。今まで使っていたのは3年半前に日本で買ったMS-Officeにおまけで付いてきたマイクロソフトのワイヤレス光マウスだった。これはおまけの割りにしっかりしていて、非常に使い心地が良かった。ところが昨日とうとう壊れてしまったのだ。かなり乱暴に扱っていたから、壊れたのは製品のせいではない。電子城内のいくつかの店でワイヤレス光マウスの値段を尋ねたところ、30RMB前後のもの、60RMB前後のものが見つかった。値段は手頃だが、形が今ひとつで手になじみそうもなかった。さらに探したところ、ロジステックのワイヤレス光マウスがあったが、値段の割には形がスマートでない。悩んでいたら、お店の人が雷柏3200というのを紹介してきた。少し値切って、168RMBで購入した。家に帰って使ってみたところ、手にも馴染むし、軽いし、動きが非常によい。大満足である。ただし、インターネットで値段を調べてみると、148RMBと出てきた。少しやられたようだ。やはり他の店でも当たってみるべきだった。次から注意するとしよう。
 さあ、明日から3月だ。過ごし易い気候が続くことだろう。気持ちを新たにして頑張ろう。 
2010年3月8日
 先週は驚くほど暖かくなったから、このまま一気に夏に突入!と思っていたら、甘かった。昨日から、再び冷え込んできた。先週は半袖に衣替えしていたというのに全て逆戻りだ。
 まず運動について。先週の半ばからスクワットを45回に、腕立て伏せを35回に増やした。朝晩2セットずつやっているから合計でスクワット180回、腕立て140回となる。目標まであと少し。なんとか頑張ろう。
 緊張型頭痛のほうは、肩のストレッチを始めてから完全に治まっていたが、昨日、深センに出た帰り道少し頭痛が出始めた。すぐさま狭いシートの中で肩のストレッチを数回やったところ、しばらくして痛みが治まった。今回は休み中だったから仕事のストレスは関係ない。急に気温が下がったのと一日歩き回った末に狭いバスのシートに押し込められたのが原因だろう。いずれにせよ、ストレッチに即効性があることが判明して良かった。
 下の写真は一昨日行った湖南料理屋で食べた料理。ステンレスの皿に入っているのは魚の頭を煮込んだもの。皿の下にはアルコールで火が起こしてあって、ぐつぐつと煮込みながら最後まで温かく料理が楽しめる仕組みになっている。スープは唐辛子味。ある程度箸が進むか、最後まで食べてしまったら、途中で麺を入れて魚唐辛子のスープとともに味わうのが一般的だ。深センでは湖南の代表的な料理で、湖南料理屋には必ずあるのだが、実際に湖南へ行ったときには一度も食べる機会がなかったと思う。なぜだろう。たまたま目につかなかったのかな?
 
2010年3月14日
 先週は冷え込みがきつかった。一旦暖かくなって、半袖に着替え始めたばかりの頃に、急に寒くなったから、実際よりも寒く感じたのだろう。幸い、後半から徐々に暖かくなってきて、明日からはまた半袖でいけるのかなと期待している。
 筋力運動は一昨日からスクワットを45回から50回に増やした。45回でもけっこう辛かったのだが、どうせ辛いなら50回でも同じことだと思い切っ て増やした。これで朝晩2セットずつの合計で、1日当りスクワットは200回、腕立ては140回となる。これで昨年からの目標は達成だ。もっとも、相当体に負担がかかっているから、安定するまで2週間以上はかかるだろう。次の目標を立てるのはそれからだ。
 問題は真向法でやっている柔軟体操だ。一時期はどんどん体が柔らかくなっているのが感じられたのだが、最近はそういうのがなくなった。逆に、柔軟体操をしているときの痛みに辛さが強く残るようになって、やる気が半減し無意識に手を抜き始めているようだ。実際に股割りの体操の部分は進歩というより、退歩してきたような気がする。スクワットで太ももやふくらはぎの筋肉が増えたのも、股割りをやりにくくしているように思う。何らかの工夫を加えないとまずいところだ。すぐには手を思いつかないから、現状維持で頑張るとしよう。
 昨日は、久しぶりに深センの秋葉原とも言われる華強北路にある賽格ビルへと行って来た。Zが日本語学習に使用する電子辞書を購入するためにだ。事前にインターネットで調べた情報では、中国ではカシオの電子辞書の評判が高いようだった。そこで、カシオの製品を検討。結果、EV-SP3900の型番が第一候補になった。ネット上で調べた 販売価格は1800RMB前後だった。もう少し安いEW-V3700というのもあったが、発音機能がやや弱いようだったのと手書き入力機能がついてなかったという理由で候補から外れた。
 ところが、実際に賽格ビルで店を回ってみると、EV-SP3900はすでに生産が停止され、E-SF300という機種しか残っていないことがわかった。この機種はEV-SP3900よりも機能が高いものの、価格もインターネット上では2200RMB前後と高かった。だから、候補からは外していたのだ。店での 最低価格を聞くと2000RMBとのこと。予算を200RMBほどオーバーしている。2000RMBを超えるとなると、ネットブックとほとんど変わらない価格だ。一生懸命値切ったが、全然安くならない。結局、1980RMBでの購入となった(帰りに寄った書城では同じ製品 が2690RMBで売 られていたから、それでも安く買えたほうだといえるかも)。
 帰宅後、Zと二人でいろいろと機能を試してみた。手書きの認識度も悪くないし、辞書も使いやすい。 Zは特に発音機能が気に入ったようで、いろいろな単語を発音させて楽しんでいた。個人的には電子辞書と日本語の上達とは全く関係がないと思うが、Zが少しでもやる気になってくれればそれで良しというところだ。
2010年3月20日
 すっかり暖かくなった。今はもう半袖で十分だ。今度こそ、もう寒くなることはないと信じたい。
 筋力運動は今週も無難にこなした。ただし、無理をして数を増やしたためずっと筋肉痛がある。もう一週間ぐらいは辛い思いをすることになりそうだ。
 柔軟体操のほうは、ネットで調べているうちに、突破口になりそうな情報が手に入った。股割りを可能にするために必要な、股関節を柔らかくする方法について詳しく述べられているホームページを見つけたのだ。このホームページによると、両脚を床につけて広げた状態で、膝と脚のくるぶしを外に向けて繰り返し倒す(外旋させる)ことにより股関節が柔らかくなるのだという。これは股割りだけでなく、脚を閉じての前屈にも役立つらしい。
 「これは良い!」と思って早速トライした。ところが、説明通りにやってもうまくいかない。というか、説明では30分ぐらいやると書いてあったが、とてもじゃないが30分もやっていられない。せいぜい30回ぐらいが精一杯だ。当然のことながら、効果もでない。しかし、方向性は間違っていないはずだから、当面はこの「外旋」をメインに据えて股割りをやっていこうかと考えている。あんまりにも効果がないとやる気なくしそうだけど・・・。 
2010年3月28日
 このまま夏に突入かと思ったら、今一度気温が下がった。だが、もう寒すぎるほどではない。昼間は十分暖かいし・・・。
 中国ではヒマワリの種(主に炒ったもの)がけっこう好んで食べられる。スーパーなどでも大きな面積を占めて、各種ブランドのヒマワリの種が売られている。それ以外にも、かぼちゃの種、スイカの種、松の実、落花生も人気だ。ピスタチオやカシューナッツなども売られているが、やや高級品の部類に入るようで、値段も高い。
 私が最近気に入って食べているのがスイカの種。メーカーによって、いろいろな味付けがあるのだが、好きなのは塩だけで味付けしてあるものだ。コーヒーとの相性がよくて、毎日のように食べている。ところが、数日前、袋からお皿に移そうと袋を逆さにしたところ、ボトリと重いものが落ちる音がした。拾い上げてみてびっくり、塩で錆びた太い針金だった。これは凄い。いくら中国とは言え、こんなのは初めて見た。包装に「ISO9001、2000」品質管理認証済みとか書いてあるのに・・・。
 メーカーにクレームをつけようとか、購入したスーパーにクレームをつけようとか考えたりもしたが、考えているうちに全部食べ終わってしまったので、結局そのまま。インターネットで調べてみると、それなりに有名なメーカーだが、過去トラブルを起こしたこともあるようだ。あまり食べ過ぎないように気をつけることにしよう。