2011年7月-9月(day061)

2011年7月-9月(day061)

2011年7月17日

7月も半ばを越えた。
中旬に入ってから、気温、湿度が急上昇し、もしかして今年は快適なまま夏を越すことができるかもといった期待は泡となって消えた。しかし、ここしばらくは雨続きで、また涼しい日々が続いている。
 今月は月の頭にいきなり風邪を引いてしまい、ダウンした。幸いなことに復調は早く、薬を飲んで二日間寝ただけでほぼ立ち直ることができた。いくら運動しても、風邪に弱いのだけは直らない。しかし、以前よりは回復が早くなっているとは思う・・・。
それだけでなく、身体が疲労しにくくなっている。以前は、スーパーに買い物に出かけるだけでも、けっこうバテバテになっていたのだけれども、最近はそういうことが全くなくなった。様々な面で、身体の改善が進んでいるようだ。
 変わらないのは偏頭痛だ。回数は少なくなったものの、やはり時々酷く頭が痛む。昔のように寝込まなければならないほどに痛むということはなくなったとは言え、我慢できずに頭痛薬を飲んでしまうこともある。筋力運動、柔軟体操、冷水摩擦の三つだけでは、克服できないのかもしれない。或いは年齢がもたらす避けることのできない症状なのだろうか。そうは言っても、若い頃は全くなかった現象なのだから、身体全体の調子が良くなければ、いずれ解決する可能性もある。忍耐強く取り組んでいくしかないだろう。
 今日は2週間振りにマイクの散歩に出かけた。涼しいためか、市民広場は大賑わい。わずか30分ほどの散歩の間に、3人もの見知らぬ人がマイクに声をかけてきた。さらに一人はデジカメで写真までとっていった。リードをつけて犬を散歩させている人も二組ほど見かけた。どちらも数千元はするだろうと思われる純血統系のブランド犬だった。犬を連れて歩いているのは、たいがい女性なのはなぜだろう。そんな時間の余裕があるのは女性だけだということだろうか。
 玩具の靴を持っていったので、リードから放して、芝生の上でキャッチ&ランの遊びでもやろうと思っていたのだが、人が多すぎたので諦めた。特に子供が多かった。マイクは大人しい犬だから、人を噛むなどは考えられないけれども、万一ということもある。用心に越したことはない。また日を改めてトライすることにしよう。いつも部屋の中でやっていることだけれども、広場でやったら、走る距離がはるかに長いから、マイクも楽しんでくれるのではないかと思っている。

 中国にはナスの涼菜があって、スーパーなどでも売っている。美味しいことは美味しいが、ラー油を大量に使っているため、油っこい。それと、唐辛子味だから、やはり日本の「冷やしナス」とはちょっと違う。
 そこで、Zに頼んで「冷やしナス」を作ってもらった。最初はネットで調べて、電子レンジを使う方法で自分でやってみたのだが、見事に失敗。Zに頼んでやってもらったら、正統派の蒸して作る方法で作ってくれてうまくいった。ナスは色が変わりやすいのだけれど、Zの「冷やしナス」は色もほとんど変わっていない。さすが我が家の料理(女)王である。また、食事の楽しみが増えた。大好物だから、非常に嬉しい。

2011年7月31日

7月最後の日。今月は、適度に雨が降ってくれたので、さほど暑い思いをせずに済んだ。ラッキーだったと言える。8月も、こんな感じで過ぎてくれるとありがたいのだが、なかなかそうは行かないことだろう。
 先週から、Zにはコンピュータの短期コースに通ってもらっている。ZもデスクトップPCを持っているのだけれども、これまでネットをみるぐらいしかやったことがないので、本当に最初からだ。まずはMS-Officeの使用方法から・・・。一ヶ月ほどかけてWord,EXCEL,PowerPointの基礎を学ぶことになるようだ。「コンピュータ、嫌い」とか言いながらも、熱心に取り組んでいるようなので、問題ないだろう。それが終わるころには、日本語一級試験の結果が出ていることだろうから、合格していたら、次はパソコンの簡単なメンテナンスができるようになるコースを学んでもらおうと思っている。もし、不合格だったら、12月の再試験を目指して再び日本語学習のコースをとることになるだろう。
 私も何か新しいことをやろうということで、「WordPress」の使い方を勉強してみることにした。いわゆるブログソフトウェアなのだが、ネットショップ等にも利用できるようなので、いろいろ楽しめそうだ。とりあえず、テキストブックを一つ買って、勉強中である。ささっと読んで、使用の仕方を覚えて終わりかと思っていたら、HTMLを使っての改造が主
となっていたから、思ったより時間がかかりそうだ。もし、本当に気に入ったら、このホームページも、実験的に、日記の部分だけWordPress版を作ってみようかとも思っている。最後まで頑張れるように祈るとしよう。  

2011年8月6日

8月も第一週が過ぎた。今年は本当に涼しい。暑くて我慢できないということがほとんどない。ちょっと暑いかなと思っていると数日後には涼しい日がやってきたりする。8月は残り3週間ちょっと。この程度の暑さで過ぎてくれると今年は楽勝だ。
 7月は頭に体調を崩したから、思うように運動ができず、一週間のうち三日しかやらなかったこともあった。このままでは継続が危ういと思ったので、8月に入ってから気合を入れて取り組んで、なんとか5日連続こなすことができた。来週もこの調子で頑張りたい。最近は腹筋が好調で、お腹がぐっと引き締まってきた。ただし、贅肉はまだまだ減らない。スクワットは70回/セット止まりで、増やせないでいる。一時期は毎月10回ぐらいのペースで増やせていたのに、最近はどうしても躊躇してしまう。一旦始めてしまうと、どうということはないのだけれども、朝起きて起き上がるまでの間、「ああ、70回か・・・どうしよう、今日はさぼろうか?」と何度も考えてしまうのだ。これが80回だととても起き上がれそうもないから、ここ2ヶ月間、ずっと70回のままだ。このままいくと、年内に100回に到達するのは難しいかもしれない。ともあれ、現状維持でも、体に良いのは間違いない。やる気がアップするまで、このまま頑張るとしよう。
 マイクの話。二袋目の半生ドッグフードが終わったので、今度は新たにドライドッグフードを購入した。ドライではあるけれども、半生感があるような様子だ。仕方がないので、最初の日は食べさせるのは諦めた。二日目に再トライ。しかし、昨日同様、ぺっぺと吐き出すばか
と同じ値段だし、日本でも販売されているブランドなのも同じだ。サーモン入りと銘打ってあるし、これなら気に入ってくれるだろう。そう思っていつもと同じようにラン&キャッチの餌やりを始めた。ところが、全く食べてくれない。口の中にまでは入れるのだが、しばらく舐めただけで、ぺっと吐き出してしまうのだ。一粒の大きさは小さくなっているものの、固さが気に入らないらしい。しばらく半生のドッグフードばかり食べていたから、違和り・・・。これは困った。
 要は、全く噛み砕いていないから、味が出てきていないのだ。だから不味く感じて吐き出してしまうのに違いない。そこで、ただでさえ小さな粒を手で二つに割って、投げてやった。すると、ようやく一つ食べてくれた。(これは意外にうまいな)
、明らかにそういう表情をみせた。これなら、いける。二つに割って小さくした粒を続けて投げてやると、パクパクと食べる。味がわかったのだ。それで、今度は二つに割るのを止めて投げた。どうだろう。食べてくれるだろうか?パクパク。おおっ~、食べたよ。それからは、半生のときと同様に、相変わらずラン&キャッチでのみだが、ちゃんと食べてくれるようになった。むしろ、半生のときよりも、うまそうな顔をして食べているように見える。やったよ、普通のドライフードも食べるようになったよ。頑張ったかいがあった。しかし、何で皿からは食べてくれないのだ。全く君の気持ちが理解できないよ、マイクくん(マイクは雌です)。
 お茶の話。しばらく前のことだが、ネットで玄米茶を買った。中国に来てから買った玄米茶は、どれも外ればかりで、私が好きだった香ばしさが欠けていたから、今度こそという思いで購入したのだけれども、結局、これまで同様に外れだった。香ばしくないだけでなく、味が薄い。会社用と家用に二袋も買ってしまったから、処理に困る。捨てるわけにもいかないので、少しずつ気が向いたときに使っていた。ところが、この薄口玄米茶を美味しく飲むほうほうが見つかったのだ。それは「アイス玄米茶」。ポットい入れた玄米茶を冷蔵庫で冷やすだけのことだが、それだけで、お湯のときには出てこなかった香ばしさが、くっきりと浮き出てきた。癖になる美味しさである。皆さんも、機会があったら試してみてください。 

2011年8月12日

第二週に入ったところで、突然気温が上がり、とうとう本格的な夏になったかと半ば諦めた。ところが、それも数日と続かず、雨によって涼しい日々がもたらされた。本当に過ごし易い夏である。
 ここしばらく、WordPressのレッスン本に熱中している。ステップbyステップ方式なので、確実に先へと進めるのがありがたい。ただし、WordPressとIE9と相性が悪いのか、或いはIE9のセッティングに問題があるのか、IE9ではスタイルシートの更新がうまくできないできず、やむなくブラウザをIE9からFireFoxに変更して学習を続けている(注)。
 レッスンは確実に進むのだけれども、Htmlとかスタイルシートの基礎が私にはないため、理解度は今ひとつである。これまで、何度となく、Htmlの本とかを買ってきたのだけれども、FrontPageでホームページを更新している私にはあまり必要性がなく、ほとんど読まずに投げ出していた。WordPressを勉強していると、否応なく、Htmlとスタイルシートについて理解を深めざるえないから、これを機に再度トライをしてみようと、Htmlとスタイルシートのレッスン本も日本から取り寄せてみることにした。40代後半になって、こんなことを始めてどれだけ役に立つのかわからないけれども、せっかく興味をもったらのだから、やれるだけやってみようと思っている。
 マイクの話。ドライフードで続けているラン&キャッチ。これ以上の進化は望めないと思っていたら、新たな方法を思いついた。これまで一粒一粒投げていたドライフードを、2個一度に投げてみることにしたのだ。さあ、1個しか食べてくれないか、2個とも食べてくれるか・・・。ポーン、コロコロ、コロコロ。まず一個目を追っていって、パクリ。ここまではいままで通り。さあ、2個目は・・・。マイクはテクテクと2個のところまで歩いていって、パクリ・・・おおっ~、大成功だ。これで餌をやる時間が大幅に短縮できる。
 しばらく、2個同時を続けた後、次は3個1度に挑戦してみた。さあ、どうなるか。テクテク、パクリ、テクテク、パクリ、テクテク、パクリ、やった~、3個も成功である。しかも、3個連続食べるということに、なにやら楽しさを感じてくれている様子だ。続けて4個同時、5個同時もやってみた。しかし、4個同時となると、ややつまらなそうな様子をみせ、5個となると途中でやめてしまうことがわかった。どうやら、1個だけと2個同時と3個同時を適当に組み合わせて続けるのがよさそうな感じである。しばらくは、この方式で続けてみるとしよう。

 注:FireFoxにしても、同様な現象が発生。最終的に、CTRL+F5でブラウザをリフレッシュするという方法を教えてもらって解決することができた。

2011年8月14日

昨日、今日といい天気が続いている。その割にはあまり暑くならないので助かっているが、このままだと確実に気温が上昇し始めるから、そろそろ一雨欲しい頃である。ここ最近の様子をみていると、今日のようにカラリと晴れた日は夕方に突然スコールが来たりするから、期待してもいいだろう。
 さて、今日は朝食はマックの朝メニューにした。帰り道、建設中の建物の正面を通りすぎ、道路を渡ろうとしたとき、突然「ガラン、ガラン」と大きな音がした。驚いてそちらの方へ目を向けると、数メートルもある鉄パイプが、たった今通り過ぎて来た歩道の直ぐ脇の道路の上を飛び跳ねていた。建築現場の足場を支えている鉄パイプが外れて、落ちてきたのだ。休日の朝の時間帯だったから、車もなく、事故とはならなかったけれども、昼間だったら、大事故を引き起こしかねないところだ。危ないこと極まりない。
 建物と道路の間の歩道には、安全用の屋根が作られていて、何かが落ちてきても、人には当たらないようになっているけれども、鉄パイプが道路に落ちたりしたら、慌てた運転手が車を歩道に突っ込ませてこないとも限らない。当分、この建築現場のそばには寄りたくない。しかし、日々の食料品や日用品を買いに行くデパートへの一番の近道がこの建築現場の真下を通る道である。行きはともかく、重たい買い物袋を抱えた帰りには、わざわざ遠回りをするのは辛い。結局、この道を通ることになるだろう。何事も起こらないことを祈るしかない。
 日課の運動の話。先週は、右肩を痛めたり、頭痛があったりで、2日ぐらいしかまともに運動ができなかった。だから、土日にその穴埋めをすることにして、昨日、今日と昼間に日課の運動をこなしてみた。やってみて思ったのは、運動は朝よりも昼間のほうが楽であるということ。眠くないし、ある程度身体がこなれているので、苦痛も少ない。でも、逆に朝のうちに運動をやっておけば、昼間は身体がそれだけスムーズに動くということでもある。やはり、朝にやっておくのがベストということだろう。
 最近、困っているのは、肩や胸の筋肉が固くなりがちだということである。肩のストレッチをいろいろやっている割には、腕を上に上げると痛みが走る。1セット50回の腕立てを2回やっているだけでこうなってしまうのであれば、これ以上数は増やせない。インターネットで調べてみて、別の種類のストレッチがないか調べてみるとしよう。
 筋力運動を始めて、すでに2年近くなると思うけれども、年齢の影響というのは本当に大きい。ちょっと無理をしただけで、リミットの限界を超えて、身体の調子が悪くなる。すこーしずつ、すこーしずつ、身体のリミットを押し上げていかなければならない。全く面倒臭い。やはり、筋力運動と柔軟体操だけで、身体の調子を上げていくのは無理があるのかもしれない。運動のバラエティをもっと増やして、身体がバランスを取り易くしてやることが必要なのだろう。

2011年8月21日

先週も雨が適度に降ってくれたおかげで、さして暑くはならなかった。もう8月も半ばを過ぎた。このまま行けば、本当に快適なままで夏を終えることができる。
 WordPressのレッスンブックも、最終部分まであと一歩というところまできた。来週中には終わることだろう。これで、WordPressの基本的な機能に関しては、おおよそのことが把握できたと思う。ただし、やはりHTMLやらCSSの基礎がないことが災いして、カスタマイズに関しては、表面的な部分にまでしか理解が及ばなかった。このレッスンブックが終わったら、今度はHTMLとCSSのレッスンブックにとりかかろうかと思う。
 先週は、日課の筋力運動を5日連続やることができた。毎度のことだが、5日間やると、日に日に疲労がたまってきて、最後は本当にしんどくなる。つまり、一日、一日で疲労回復ができていないのだ。もちろん、年齢のせいなのだろうが、どういう対策をとるのがベストなのかがわからない。毎日やるのを止めて、1日おきにやったほうが良いのか、或いは、毎日の数を減らして休まずにやったほうが良いのか。1日おきにやるというのは、習慣が形作りにくいから、不安がある。かといって、数を減らしてしまえば、効果が薄れるような気もする。当面は現状維持というところだろうか。
 ZのMS-Officeの勉強は順調に進んで、Word、Excelの基本的なところは覚えられたようだ。コースの中にはPowerPointもあるのだけれども、これは本当に形だけのことしか教えないようなので、あまり期待できない。もっとも、仕事をしていないZが、このような基本コースだけで、MS-Officeを実用レベルまでマスターできるようになることはない。これをきっかけに、Windows上でソフトを使うことのイメージだけでもつかんでもらえれば十分だ。明後日には、日本語検定1級の結果がでることだし、これからの方向性も決まる。まずまず順調と言ってよい。

2011年8月27日

 8月もほとんど終わりだ。今週もさほど暑い日はなかった。ただ、マイクが息をぜいぜいさせていることが多かったところをみると、気温は上がっていたのかもしれない。
 マイクへの餌やり(ラン&キャッチ)はさらに進化して、とうとう10個ぐらい一度に投げても、飽きずに最後まで食べてくれるようになった。ただし、10個ずつ連続というのは無理で、1個投げたり、2個投げたり、3個なげたりと、様々な投げ方を織り交ぜてバリエーションを豊かにしなければならない。皿から食べようとしないのは相変わらず・・・。手からは、ラン&キャッチの合間であれば時々食べてくれるが、幾度も続けるとそっぽを向かれる。
 この遊び(ラン&キャッチ)を続けているうちに、面白いことに気づいた。知らぬ間にマイクの智能(知覚?)がアップしていたのだ。以前のマイクは、私が何かを指差しても、その指そのものに関心が向いてしまい、指が指し示す物のところにはなかなか気づいてくれなかった。指のすぐ先に物があればよいのだけれども、マイク自身の後ろ側を指差しても、振り向こうとすらしてくれなかった。ところが、ラン&キャッチを続けているうちに、指先が指し示すものを振り向くようになったのだ。10個も同時に投げると、たまに食べ残しがでるのだけれども、それを指差すと、ちゃんとそちらを見て取りに行くようになった。これは、プラスチックの玩具でも同じで、指差した先にある玩具をもってくるようになった。ラン&キャッチを続けた結果、そうなったのか、別に原因があるのかよくわからないのだが、指が指した物がわかるようになったというのは物凄い進歩だ。我が家に来て、すでに三年目だが、まだまだ未知の力を見せてくれるマイクである。 

2011年8月28日

昨日、本日と雨がない日が続いているため、やや気温が上がってきたようだ。明日辺り、ひと雨来てくれるとありがたいところだ。
 昼間にデパートにあるスーパーに買い物に出かけたところ、デパートの最上階にレストラン街ができたことを知った。さっそくZに電話をして、夕食はこのレストラン街のうちのどこかで食事をすることにした。
 夕方になるのを待って、Zを連れて出発。最近は、外で食事をしようと誘ってもZがなかなかOKしてくれないため、外食がめっきり減った。だから、お店が新たにオープンしたというような機会は外せない。もっとも、私たちが食べたくなるような価格帯の店の料理が、味は落ちる一方で、値段は上がるばかりだというのも大きな原因の一つだ。
 レストラン街はデパートは最上階の半分だけを使って構成されていた。残りの半分は壁を作って、中が見られないようになっている。最上階を全て埋めるほどのテナントが集まらなかったということだろう。レストラン街の左半分は、カウンター形式で、カウンターで注文し、料理を受け取って席まで自分で持っていって食べるタイプの店が並んでいた。中華ファーストフード、弁当屋、それから火鍋屋があった。真ん中が喫茶店タイプの店、右側が一般的なレストランとなっていた。レストランには、台湾料理、四川料理、焼肉屋、火鍋屋等があった。しばらく台湾料理を食べていなかったので、私たちは、台湾料理屋に入ることにした。
 下の写真にある三品の料理を食べた。口当たりは悪くなく、美味しく感じたのだけれども、やや甘口でもう一度食べにこようと思えるほどの料理ではなかった。3品合計で、95RMB。デパートの最上階の店だということを考えると、安いとさえいえるけれども、今後の営業は苦戦しそうな気がする。また、オープン初日もしくは間もないはずなのに、客の数が少なすぎるのも気になった。これは、この店だけでなく、レストラン街の店全般、客が少なすぎるように思えた。店の内装のほうは、料理の値段の割りに、立派な店が多かったこともアンバランスさを感じさせた。でも、せっかくできたレストラン街だから、なんとか持ちこたえて欲しい。次に食べにくるとすると、火鍋屋か弁当屋だろうか?Zはもう二度と来ないとか宣言してたから、もう一度連れ出すのは、かなり大変なことだろう。弁当を持ち帰ってやれば、食べるかな?私は中華ファーストフードも結構好きだから、一人で食べにくるという手もあるか・・・。

2011年9月3日

昨日、少し雨が降ったのだけれども、気温にあまり影響がなくがっかりしていたら、今朝大雨が降ってすっかり涼しくなった。ラッキーだ。
 今日は、お昼に、先日この日記にも書いたデパートのレストラン街に行き、そこの弁当セットを持って帰って、昼食とした。私が食べたのは、角煮弁当(22RMB、一番上の写真)、Zが辛し味鶏肉炒め(16RMB、2番目の写真)。なかなか美味しくて満足できた。ご飯が美味しく炊けていたのが特に良かった。Zの評価も悪くなかった。これなら、次回も食べることができる。中国での生活は単調になりがちだから、こうした生活の多様性は非常に重要だ。
 日課の運動に関してだが、朝起きてとりかかるのに、相変わらずもの凄く意志力を必要とする。このままでは、そのうち継続できなくなりそうだと感じた。そこで、とりかかりの壁を低くするために、1セットの数を減らすことにした。スクワット(70回→50回)、腕立伏せ(50回→30回)、側筋肉左右・腹筋・背筋(70回→50回)へと減らすことにしたのだ。代わりに、今まで2セットだったのを3セットに増やした。こうすると、トータルでは、スクワットは10回増加、腕立伏せは10回減少、側筋肉左右・腹筋・背筋は各々10回増加となる。運動量としてはあまり変わらない。ただし、各セットの間に休みがあるから、運動全体の時間が増える。多少デメリットはあるけれども、続け易くするのが一番大事だ。当分はこれでやっていこうと思っている。
 さて、マイクの餌やり。どうしても、皿からはドッグーフードを食べてくれず、投げたり、転がしたりと遊びながらでなくては食事をしてくれない。最近は10個ぐらい一度に投げても食べてくれるようになったので、さほど手間がかからなくなったけれども、やはり皿から食べさせるのが目標だ。何とか良い手がないものかと思案していたら、名案を思いついた。これまで床に投げていた餌を皿の中に投げてやることにしたのだ。最初は1個から・・・食べた、食べたよ。2個、3個と増やし、とうとう10個一度にさらに投げ入れても食べるようになった。調子に乗って、20個1度に入れてやったら、半分までは食べたけれども、途中で「これはちょっと違うぞ!」と気づいたらしく、食べるのを止めてしまった。やむなく、またラン&キャッチから始めた。ともあれ、ここまでくればあと一歩!普通に食事ができる犬になる日も遠くない。頑張るぞ!

2011年9月5日

本日は、用事があって深セン市内へと出かけた。その帰りに、Zのショッピングに付き合って東門へと寄った。
 東門へ到着すると、Zはハンターになりアパレルショッピングへと向かい、私はマックカフェで休憩することにした。道路を横切って、マックカフェの前の歩道に足を踏み入れようとした時、顔にひんやりしたものを感じた。見上げると、街灯の中央に装着された機械から細かい水滴が噴出されていた。左右に目をやると、道路の片側に並んだ街灯には全て同様な設備が装着されている。熱中症防止用のミスト発生器といったところだろうか。以前にはなかったように思うから、先日行われたユニバーシアード関係で新たに導入された製品だろうか。夏真っ盛りで灼熱の暑さに晒されている歩行者にはありがたいシステムだ。今年Yahooで読んだ記事によると、真昼間に水撒きをすると、湿度が上がってかえって暑くなると書かれていたけれども、こうして継続的にミストが噴出されていれば、また違う結果になりそうにも思う。いずれにせよ、市民は喜んでいることだろう。ただし、水の衛生管理がどうなっているのかに関しては、疑問が残るが・・・。
 街灯には、中国移動の広告があって、それには中国移動のカードに「深セン通」の機能が追加されたと書かれてあった(カード交換要)。とうとう深センでも日本のスイカのような機能が実現されたというわけだ。上海では昨年の初め辺りにすでに実現されていたそうだから、深センでは1年以上の遅れということになるが、その分、スムーズに導入が進むのではないだろうか。以前の記事を読むと、上海では当初地下鉄以外では(携帯式のものは)利用できなかったそうだけれども、深センではどうだろう。「深セン通」がもっとも効果を発揮して、現金払いとの価格差がでるのはバスを利用するときだから、バスで利用できないのでは効果半減だ。調べてみて、バスでも利用できるようだったら、私も「深セン通」付のカードに切り替えようかと思う。


*追記(2011年9月13日):本日、バスの中で、チケット売りのスタッフが差し出したカードリーダーに向かって、携帯電話をかざして料金を支払っている乗客を目にした。つまり、バスの中でも携帯電話方式の「深セン通」が使えるのだ。客も、チケット売りも手馴れた様子だったから、少なからぬ人たちがすでに使用しているのだろう。私も早々にカードを交換して「深セン通」が使えるようにしようと思う。

2011年9月11日

今日は、昼間は晴れて少し暑かったけれども、夕方から曇ってきてぐっと涼しくなった。
 午前中、Zと一緒に市場へと買い物にいった。最初に買うのは海鮮類だ。日本だと、海鮮類というと海のものだけというイメージだったけれども、中国では川のものも含めて海鮮ということが多いと思う。いや、どちらかというと、川のものがほとんではないだろうか。広大な内陸を持つ中国だから、自然とそのような定義になったのだろう。
 最初に海老(養殖の川海老)、それからフライ用の魚、野菜、最後に鶏を一羽買った。デパートのスーパーで買うときは、日本のに近い、サランラップでパックにされたチキン(切り身になっていない物も多い)や冷凍物のチキンを買うのだけれども、市場では鉄籠に入った鶏を指で指して買うことが多い。その場でさばいてくれる。今日、改めてその様子を眺めていたら、息の根を止めたのち、お湯(?)の中にしばらく入れて、最後にガタンゴトンと音をさせる機械の中に投げんだ。その機械から出てくると、鶏は羽がむしりとられて皮だけになっていた。数羽一度に処理できる模様である。どんな構造になっているか知りたかったけれども、血を見るのが苦手な私はその勇気がなかった。肉を傷つけずに羽だけむしりとるというのはどんな機械なのだろう。
現在、見ている中国のドラマは「你是我兄弟」である。内容は、両親を交通事故で亡くした4兄弟が、時代の荒波のなかで力強く生き抜いていくというもの。急激に変化する中国の経済状況、社会状況の中を兄弟たちが生き抜いていく様が、詳しく描かれている。長男と次男を中心に、長男と次男の反目、長男の結婚、次男の恋愛などの話を織り交ぜながら、物語は進んでいく。「蝸居」の張嘉譯が長男役をやっていて、さすがに良い演技を見せている。ただし、本人が40代なのに、演じている年齢が20代からなので、突っ込みを入れたくなる場面が多々ある。次男を演じているのは、鄧超という俳優。私がこれまで見たドラマの中には出演していなかったけれども、こちらも有名な俳優らしく、次男役を上手に演じている。まだ、半分も見終えていないので、これからどのように展開していくのか、非常に楽しみだ。

2011年9月13日

今日は、Zが帰省する日。だから、二人とも朝早く起きた。天気は上々で、雨の心配なし。
 出発は、私たちが住んでいる場所からバスで1時間ほど離れているところにある比較的大きなバス・ステーションだ。そこまでは私も送っていくことになったので、一緒にバスに乗っていった。現金だと5RMBだけれども、深セン通を使えば約3RMB。現金を使うのが馬鹿馬鹿しくなるほどの差だ。他の乗客が料金を支払うのを見ていたら、携帯電話をカードリーダにかざして支払っている若者がいた。携帯電話式の深セン通も、バスで使えるのだ。チケット売りも、乗客もかなり手馴れた様子だったから、少なからぬ人たちがすでに使っているのだろう。私も早々に、深セン通機能付きの携帯カードに変えるとしよう。
 早朝の混雑前の時間帯だったため、1時間足らずで到着。まずは、電動自転車タクシーでZの友人が住むマンションへ向かった。昨日、Zがこの街に住む友人にチケットの購入を依頼しておいたのだ。こういう時は、中国人の友人網というのは非常に有用だ。自分で買いに行けば往復2時間かかるところが、電話一本で住むのだから。しかし、頼むほうは便利だけれども、頼まれるほうは大変そうだ。バス・ステーションのそばに住んでいるばかりに、圏外の友人からひきりなしにチケット購入の依頼がきそうな気がするのだが、どうなのだろう。もっとも、逆に、ほとんどの圏外に、便宜を図ってやったことがある、頼れる友人が持てると考えることもできる。そう考えれば、必ずしも割りに合わない話ではないのかもしれない。
 以前にZがバスで2時間ほどのところに住んでいる親戚に代わって、近くのバス・ステーション発のチケットを買いに行ったことがあった。その時は、親戚とは言え、バスのチケットを買いに人を行かせるというのはどうなんだろうと思っていたのだけれども、中国のように広大でどこに行くにも時間がかかる土地では、こうしたネットワークは必須のものなのかもしれない。もちろん、いずれバスのチケットもインターネットで購入ができるようになるだろうし、そうなればこうした習慣も廃れていくのだろう。
 Zは、7:50分に、無事バスに乗って故郷に向かって出発した。このバスだと、約8時間ほどで、故郷に住む姉の嫁ぎ先に到着するのだそうだ。料金は170RMB。物価とともに、バス料金も大分上がったけれども、8時間という旅程を考えると、日本に比べたらまだまだ安い。ただし、バスで8時間というのは、お尻が痛くなるほどの時間だ。便利だけれども、避けられるものなら避けたい。私が一緒に行くときは、列車でいけるところまでは列車にしてもらうことにしよう。

 下の写真は昨晩食べた、デパートのレストラン街での料理である。何やら難しい名前がついていたけれども、一種の「干鍋鶏」だと思う。四川系の辛さと広東系の甘さが混ざっていて、辛いのが好きなZは最初は、「美味しいね。また来ようね」と言っていた。(おおっ、このレストラン街で初めて好意的なコメントがZから得られた)と喜んでいたら、食後レストランを出たところで、「ちょっと味が濃いわね。もう来たくないわ」と厳しい評価が出た。このレストラン街のお店
はどれも、この辺りの確実な富裕層である地元広東人を客層と考えているのか、甘めの濃い味付けが多い。江西省出身であるZの好みには合わないのも当然のことだ。しかし、まだ数軒ほど行っていない店が残っている。わずかな期待をかけて残りの店でも食べてみるとしよう。

2011年9月14日

昨晩のこと。蛇口から、突然水が出なくなった。水を上に上げるポンプでも壊れたのだろうか、あるいは水道管そのものが壊れたのだろうかと考えていた。滅多にあることではないけれども、数年に一回ぐらいはこうしたトラブルもある。明日の朝には直っていてくれるだろうと、期待して眠りについた。
 ところが、早朝起き出して蛇口をひねっても水が出ない。これは困った。朝の運動が終わったあと、シャワーが浴びられない。やむなく、ミネラルウォータの飲水器から洗面器に水を移して、タオルで身体を拭くにとどめた。朝はこれでなんとか凌げる。歯磨きも、ミネラルウォータでこなせば良い。しかし、仕事から帰ってくるまでにはなんとかしておいて欲しいものだ。そこで、出勤時に、保安員
の男(家族でやっていて、誰が正規の保安員なのかわからないが)に尋ねてみた。
 「水がでないんだよ。壊れたの?」
 「盗まれたんだ」と返事が返ってきた。
 「???」
 「水道管が盗まれたんだよ」
 保安員は建物のドアを開けると、ついてこいと目で合図した。
 (何でもいいから直しておいてくれ)と心の中では思ったが、とりあえず、ついていくしかなさそうだ。
 「ほら、見ろよ」
 建物の角まで進むと、保安員は建物の上を走っている水道管を指差した。
 「ほんとだ」
 確かに、水道管が途中からすっかり消え失せている。建物の上部へと繋がっているはずの水道管の一番下の部分が、数本、綺麗になくなっていた。
 「今日中に直るんだよね」
 驚いたことは驚いたが、盗まれようが、壊れようが、とにかく今日中に直してもらわなければ困る。
 「・・・・・」。保安員は無言であいまいに頷いた。半分、なみだ目である。
 何が悲しいのかわからないが、とにかく直してもらわないと困るなぁ。そう考えながら出勤した。

 仕事が終わって帰宅し、蛇口をひねると水は無事に出た。良かった、良かった。さっそくシャワーを浴びよう。水がないのは本当に困るよ。
 これを書いている今、保安員がなみだ目だった理由にふと思い当たった。あんな高い壁を乗り越えて、水道管を外されるなんて、明らかに保安員の失態となる。厳しく叱責されるだけでなく、弁償させられるか、首になる恐れもある。だから、なみだ目だったのだ。


 しかし、あんな高い壁の向こう側にある水道管をどうやって盗んでいったのだろう。本当に不思議だ。

2011年9月22日

一昨日ぐらいから、急に冷え込んできて、夜になると寒いぐらいの気温だ。一瞬で秋がやってきた。昼間の日差しももはや体を温めることはない。9月半ばでこの涼しさということは、今年は比較的長い秋を楽しめるのかもしれない。
 物価高の影響もあって、今年になってから野菜はデパートでなく、市場で買うことが多くなった。数ヶ月前ぐらいだったか、白ナスの存在に気づき、Zに向かって、「あれ食べてみたいんだけど・・・」と何度か訴えてみたが、「高いのよ、あれは」と却下され続けていた。値段を聞くと確かに高い。私が住んでいる近所のデパートで売っているナスは、最近三種類ほどが出回っていて、一番安いのが薄紫のナス、二番目が濃い紫のナス、三番目が薄紫の細長いナスだった。一番目のが500gで2-3RMB前後、二番目のが4-5RMB、三番目のが5-6RMBという具合だった。これはデパートのスーパーの値段なので、市場ではもっと安い。しかし、市場で売っていた白ナスはデパートのもの一番高いナスよりも、さらに高く6RMB以上もしたのだ。これだけ高いとさすがに無理は言えない。このままでは、白ナスを食べる機会は一生ないかもしれない・・・そう諦めていた。
 ところが、一昨日田舎から帰ってきたZが、白ナスをお土産に持って帰ってきてくれたのだ。田舎では、500gで1RMBだったとのこと。それが下の写真のナスである。いやー、やっと食べられるよ、白ナスが。感動のひと時である。翌日の夕食は、日本人会の食事会があったので、家で食べられず、本日の夕食で、初白ナス。炒めてもらって食べた。味は・・・。うん、けっこう美味しいな・・・というところ。次に機会があったら、冷やしナスで食べてみたい。炒めて食べるには、値段的にはもったいない感じだ。まあ、味はともかく、目を引く点だけでも、食べてみる価値はあるね、白ナスくん。

2011年9月26日

朝と夜はずいぶんと寒くなった。昼も涼しいだろうと思っていたら、昼間は外に出るとそれなりに暑く、汗が出るほどだとわかった。
 淘宝で注文しておいた携帯電話が昨日届いた。今回購入したのは、モトローラの「Moto
ME525+」だ。最初は落下しても大丈夫!というタイプの携帯電話を探していたのだけれども、いつの間にか防水、防塵、防キズ(?)のこの機種が購入対象となった。3G無線のルータとしても使用できるのも選んだ理由の一つだった。
 注文時は、22日に発送できるという話だった。ところが、22日にチャットで確認してみると、30日になると言われキャンセルをかけることにした。しかし、キャンセルした後になって27日には発送できるから待ってくれと言われた。それでは駄目だと返事をすると、今度は23日に発送すると言ってきた。やむなく同意した。結局、実際の発送は24日で、昨日の25日に到着となった。
 実は、こうしたやりとりをしている最中にDellのMini5という製品があることを知り、こちらのほうに興味が移っていた。5インチタイプなので、待ち時間にネットをみるのにはいいかなと感じた。だから、「Moto
ME525+」がキャンセルになってくれることを半ば期待していたのだけれども、結局キャンセルまでいかなかった。
 けれども、「Moto
ME525+」でYahooを見てみると、意外に悪くない。3.7インチしかないけれども、ちゃんとモバイル用の画面が表示されるので、非常に見やすい。会社で使っている携帯電話だと3.5インチではあるけれども、モバイル用の画面でなく、PC用の画面が表示されてしまうので字が小さくて見にくかったのだ。これは、「Moto
ME525+」のOSがアンドロイドであるのに対して、会社の携帯電話がWindowsCEであるためだろうか。
 ただし、Yahooは見やすかったけれども、ライブドアのブログは表示ができないでいる。もしかして、他のホームページでも見られないのがあるのではと小さな不安を抱えている。ぼちぼち解決していくしかないだろう。ともあれ、各々の画面のデザインもよくて、操作性も高い。全般的には満足というところだ。使いこなせるようになるにはもうしばらく時間がかかりそうだけれども。

 下は今日のお昼ご飯のおかず。午前中にZと一緒に近所の市場で買ってきた魚だ。縞々模様がついた魚だった。肉質に歯ごたえがあって、美味しく食べることができた。海の魚だと言っていたけれども、なんという名前だろうか。また、食べてみたい。

2011年9月30日

本日、9年間勤めてきた工場を退職した。
 退職の理由を挙げるとなると、いろいろ思いつくけれども、後になると、どれも違って感じられることだろう。だから、ここでは書かない。
 いまできるのは、前に向かって進むことだけだ。9年前の転職活動期では、突然の増えた自由な時間をもてあまして生活のリズムを崩し、体調を十分に管理できなかった。今回は、その反省を生かして、充実した時を過ごせるように努力したい。