珠海市の旅


珠海市

青丸が珠海市です。

【 目 次 】

<2002年2月4日>
 ・恐怖の強盗事件
 ・「いいよ」、舌の先で踊る言葉
 ・環境破壊
 ・中古パソコンは街の道標
 ・マカオへの掛け橋
<2002年2月5日>
 
・地平線に広がる花畑
 ・たこ焼き屋とマンガ喫茶
<2002年2月6日>
 
・街の歴史

2004年10月1日>
<2004年10月2日>
<2004年10月3日>

    

2002年2月4日

- 恐怖の強盗事件 -
 いつものように近所のバス停から出発した。今日はバスステーションまで4RMB(大型バス)。いままでの最高額である。もうすぐ春節だから仕方がない。

 常平バス・ステーションに着くと、珠海市行きのチケットを買う。55RMB。普段は45RMBのはずだから、これも春節値上げだ。それはいいとしても、このバスはずいぶん汚い。広州行きのバスとは大違いだ。本当に珠海まで行くのか心配になるほどだ。呼び込みの兄ちゃんに聞くと、3時間で着くと言う。バスの中で待つこと30分。乗客がまだ7人しかいないので、運転手はもう少し出発を遅らせたい様子だ。しかし、一部の客が怒りだしたので仕方なさそうに出発した。(9:30出発)

 1時間ほど走って東莞市中心のバスステーションに到着(10:20)。ここで20人ほどの客が乗り込んできた。バスの中が急に賑やかになる。乗り込んできた新聞の売り子から「広州日報」を買う。1.5RMBだ。街で買より、0.5RMBほど高い。売り子の儲け分だろう。新聞を広げるとバス強盗事件の記事が目に入る。やはりバスは危ないのだ。昼間だから大丈夫だろうと自分を慰めた。

 続いて、厚街鎮(11:00)、虎門(11:20)の各バスステーションに停まった。安いだけあってあちこちに寄る。3時間ではとても着きそうもない。しかし、虎門を出発してからは中山市まで高速道路を一直線。この分なら結構早く着きそうだ。

 中山市から珠海市に入る所で、公安のチェックがある。しかし、「身分証のないものは降りろ!」と言っただけで、身分証のチェックはなし。乗客にはろくに目も向けず、運転手と話し込んでいる。いい加減なものだ。午後1:30に珠海市の香洲バスステーションに到着。結局、4時間かかったわけだ。まぁ、そんなものだろう。

- 「いいよ」、舌の先で踊る言葉 -

 今日は朝食抜きで出発したので、バスステーション近くのケンタッキーで食事を済ませる。まずは宿泊先探し。事前に調べたところでは、珠海市にはは安ホテルはあまりない。普通のホテルで一泊250RMB。ユースホステルのドミトリーで一泊50RMBというところだった。ドミトリーはあまり好きじゃないが、一泊250RMBも高すぎる。というわけで、まずはバスステーション周辺を当たってみる。すぐに一泊80RMBの安ホテルを発見。「外国人も泊まれるのか?」と聞くと、「いいよ」とのことであった。しかし「いいよ」と言う時の口調が「いいということにしてやるよ」という感じだったので、最悪の場合にだけここに泊まることにし、再び宿探しを続けた。

 地図を見ると、珠海市の中心は大きく分けて三つあるようだ。。一つが今いる場所、「香洲」地区。もう一つが「吉大」地区。そして最後に「拱北」地区である。行動拠点にするには真ん中にある「吉大」地区が便利そうだ。そこで、先ほどの香洲バスステーションに戻り、「吉大」地区行きを探す。あった、2号線だ。2元を払って乗り込むことにした。

《一口メモ》珠海市の市内バスは運転手だけのワンマンバス方式だ。ほとんどのバスが1回2RMBか3RMBで終点まで行ける。IC方式のプリペイドカードも使用できるようになっていた。広州市では最近一部の路線で使用が始まったばかりのようだが、珠海市ではほぼ全車両に導入済みのようである。

 「吉大」で降車。少し歩いたところにホテルがあったので、価格を聞いてみる。4割引きで160RMBとのことである。予算を考えると少し高いが、さらにホテル探しをするとなると時間が惜しい。ここに宿泊することに決める。一泊分の宿泊代と保証金を合わせて500RMBを支払い、領収書をもらう。この領収書がないと保証金を返してもらえないので大切に保管しなければならない。部屋はツインで内装は綺麗だ。冷蔵庫がない、ユニットバスのカーテンがない等の不足はあるが、160RMBのホテルではそんなものだ。

- 環境破壊 -

 着替えの服等をホテルに置いて早速探検に出掛けることにする。ホテル前の景山路九洲大道に入る。九洲大道、それに続く海浜南路はきちんと整備されており、立派なオフィスビルもいくつかあるが、全体としてはさびれた感じだ。もと商店街らしき部分もあるが、店の大部分は潰れてしまっている。続いて、吉大路を抜け情侶路に向かう。吉大路と情伴路が交差するところには「建築物群」という形容がふさわしいようなホテル「国際会議中心」があるが、これも閑散とした様子で人の気配がほとんどない。この辺は海水浴シーズンにならないとお客が来ないのかな?

【海岸線】

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 情侶路は海岸線にそって伸びている。海は久し振りだ。波の音が心地よい。ちょうど10年前、海辺の旅館で働いていたのを思い出す。幾組かの恋人たちが散策を楽しんでいるが、それよりも多いのは釣り人だ。釣りといっても、竿を使用しているのは少数。大半は2メートル四方の網を海に下ろして魚がかかるのを待っている。これでは、釣りではなくて漁だ。違法ではないのだろうか?

【網漁】

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 さらに歩くと、珠海市観光名所の一つ、「珠海漁女」の像が現れる。中国の有名な彫刻家潘鶴が民話に基づいて創作したものだそうだ。冬だというのに結構観光客がいる。

【漁女】

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- 中古パソコンは街の道標 -

 海岸を歩くのは気持ちいいが、夕方が近い。時間が惜しいのでバスに乗る。バスは情伴路を途中で抜けて、東風路に入る。そこで下車(湾仔沙)。周囲を見回すと、なんとパソコンSHOPばかり。偶然にも珠海市のパソコン街で降りたようだ。思わず笑顔が出る。さっそく近くの建物に入る。入ってみて驚いたのは、中古品の販売が多いこと。深セン、東莞、広州のパソコン街ではこんなにたくさんの中古パソコンをみたことがない。日本でも15年ほど前、中古パソコンが流行したことがあったが、そんな感じに近い。といっても、全部のビルが中古パソコン売り場ということはなかった。最初に入ったビルが特別だったようだ。それにしても、他の町に比べて中古品の比重が高いことは間違いない。中古パソコンの販売が多いということは何を意味しているのだろうか。倒産した工場が多いということか、パソコン市場の歴史が長いということか、あるいは景気の波が谷間にあるということか・・・。

【パソコン街】

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 パソコン街には新華書店もあった。規模は決して大きくないが、品揃えがいいのか、広州でも見つからなかったハリー・ポッター中国語訳版の第一巻があった。地図やガイドブックも豊富だ。いい感じの本屋だった。

 パソコン街に沿って、鳳凰南路を歩くと珠海市の烈士陵園があった。中で展示販売をしているためか、今日は入園無料。ここは広州市のものほど大規模ではないが、やはり美しく整えられている。そこかしこにある石造りのテーブルの周りには老人たちがトランプを楽しんでいる。

【烈士陵園】

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 烈士陵園の周辺は賑やかな商店街が広がっている。ひとしきりブラブラした後、バスに乗りホテルに戻る。

- マカオへの掛け橋 -

 1時間ほど休憩をとり、再度出発。今度はマカオに面した「拱北」地区へ向かうことにする。同じく2号線のバスに乗り込む。すでに6時に近いため、バスの中は帰宅する人々でいっぱいだ。こちらは暖かい気候のせいか、私のようにダウンジャケットを着ている人は一人もいない。時々、「ああ、外地人か・・・」というような目で見られるのでちょっと恥かしい。

 「拱北」地区につくと、「万佳百貨」というところで降りる。地図にはこのようなバス停の名前はない。大きなデパートが出来たため、改名されたようだ。通りを抜けた向こうにはマカオへの出入り口となっている建物がみえる。左右はワトソンやGIORDANO等の香港系SHOPが立ち並んでいる。まずは真っ直ぐ、マカオの方角へ向かう。マカオへ抜ける税関の建物は最近建てられたものらしく、非常に美しい。羅湖のものとはずいぶん違う。税関の建物の前には巨大な地下商店街が広がっていて賑やかだ。横浜のダイヤモンド地下街より広いのではないだろうか?

【拱北口岸】

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【口岸地下商店街】

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 地下街を抜け、「拱北バスステーション」のすぐそばに出る。覗いて見ると、広州各地行きの豪華型バスがたくさん停車している。電光掲示板には出発時間、乗車賃等が細かく表示されている。価格帯とバスの外観からすると、香港人向けのバスのようであった。

 時間も遅くなったので、今日はこれで帰ることにし、バスに乗ってホテルへ戻った。

2002年2月5日
- 地平線に広がる「花畑」 -
 二日目は、昨晩行った「拱北」地区からスタートすることにし、バスで「万佳百貨」停留所まで直行する。その後、澳華路を抜けて水湾路を通り、再び澳門行きの税関の前へ出る。澳華路の辺りは繁華街のはずだが、まだ時間が早いので閉まっている店が多い。夜になったらまた来て見ることにし、午前中は珠海市の中心から少し外れたところにある「前山」地区の方角へ行ってみよう。

 税関前の昌盛路を通り、桂花南路に入る。中心街からわずかしか離れていないのにずいぶんと寂れた感じの通りである。ここから地図にある「夏湾総合卸売市場」へ向かう。先ほどと同じ澳華路を通るが、これは逆方向だ。奥へ行けば、行くほど寂れていく。しかし、市場が近づくにつれ、少しずつ買い物客が多くなる。
 買い物客が多くなっていくのは確かだが、購入物は野菜ばかりだ。ついてみるとすぐに判明したが、「夏湾総合卸売市場」とはごく普通の野菜市場のことだった。いささかがっかりしたので、ここからはバイタクを利用することにし、さらに先にある「海栄陶瓷卸売市場」へと向かった。
 しかし、ここもハズレ。とっくに潰れているようだ。その上看板には「海鮮卸売市場」と書いてある。最新の地図を買ったのにどういうことだ!しかし、この程度でめげていては、中国の旅はできない。

 続けて、「珠海旧貨調剤市場」へ行くことにする。名前だけではなんのことかわからない。バイタクの運転手に聞いてみると、中古家具売り場のことだそうだ。そこへ行け!と指示すると、「何をしにいくんだ。お前(旅行者)がいくようなところじゃないぞ」と言われる。疑問はもっともだ(笑)。しかし、とにかく行きなさい。

 バイタクが次に停まった先は、指示した「珠海旧貨調剤市場」ではなく、なにやら大きなデパートがあるところ。「『珠海旧貨調剤市場』はどこだ?」と聞くと、「ここではない。お前が行きたいなら行くけど・・・」とぐずぐずしている。余程行きたくないらしい。面倒くさくなってきたので、ここで降りることにした。
 
 現在位置を確認するため、通りの標識と地図を照らし合わせた結果、地図に書かれている「前山」地区にある「中山記念亭」のすぐそばだとわかる。「中山紀念亭」が何かわからないが、観光名所の一つに違いない。行って見よう。

 探索すること30分。どうしても見つからない。もう一度地図を参考に現在位置と照らし合わせる・・・。どーやら、現在工事中の住宅地の位置と重なる。つまり、この建物は現在存在しないようだ。この最新と書かれた地図は全然当てにならないなぁ。

 改めて、周辺の建物をじっくり回ってみる。一番大きな建物は建築関係の外装、内装関連の品々で一杯だ。それ以外のデパートも結構規模が大きい。バイタクに乗っている時に気付いたのだが、「前山」地区というのは珠海市の住宅団地となっているようだ。古ぼけたものから、高級なものまで様々だが、地図上では全て「***花園」と書かれている。この通りは、その「前山」地区の商業センター街というわけだ。地図からでは全く想像つかない。花の栽培地区かと思った(笑)。

追記(2003年2月):実はこの旅の時までは「花園」という単語が住宅地を指すことを知らなかったのだ。もちろん、「花園」を冠した住宅街がよくあるのは知っていたが、ただの偶然だと考えていたのだ。てっきり地平線に広がる花畑を見れるのかと思っていた。

【前山地区商業センター】

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- たこ焼き屋とマンガ喫茶 -

 郊外見学も飽きてきたので、再びバスに乗り「香洲」地区へ向かう。「香洲」地区へ入ると、曲がりくねった路の中を小売店がずらりと並んでいる。「香洲」地区と「拱北」地区の商店街を比べると、前者は普段の平日の購入向き、後者は休日のショッピング向きというところだろうか。他の都市と異なるのは中古品販売店が多い点だ。また、街のあちこちに中古品引取り専用車が停まっている。マンションの中古販売も看板を出して盛んに宣伝されていた。

 まずは、昨日来たパソコンSHOP街のあるバス停「湾仔沙」で降りる。新華書店に寄るためだ。昨日、発見した「ハリー・ポッター」シリーズの中国語版を購入する。その後、再度バスに乗り、香洲バスステーションで降りる。地図によるとこの先に「林偉民」の像があるはずだ。バスステーションから紫荊路を河へ向かって歩くと、すぐに見つかった。何枚か写真をとった後、河沿いの沿河東路を通って鳳凰北路へ出る。午後も1時を過ぎたので、近くのラーメン屋で食事をとった後、、バスでホテルへ戻る。

【林偉民の像】

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 休憩後、バスで再び「拱北」地区へ行く。もう、辺りは暗くなり始めている。すでにお馴染みの「万佳百貨店」停留所で下車する。まずは停留所の名前の由来ともなっているデパート「万佳百貨店」に入ってみる。かなり大きなデパートだが、特に目立ったものはなさそうだ。1Fをぐるりと回っただけで外に出る。

 そのまま迎賓南路を渡り、僑光路に入る。そこを通り抜けて蓮花路に入ると、そこはもう繁華街だ。賑やかで楽しい雰囲気。串焼きの屋台もいくつか出ている。羊の串焼きが一本3RMB。中国の屋台としてはかなり高い。隣では羊肉をあぶって切り落とし、ネギと混ぜた後、小麦粉を練って作ったナンに袋詰にして売っている。一個5RMB。一つ食べてみる。とろけそうな肉がおいしい。肉の量が多いので二個も食べたら夕食がいらなくなりそうだ。

【夜店】

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 蓮花路をさらに上り、澳華路と交差するところまで出ると、角にたこ焼き屋がある。香港に出店しているのと同じチェーン店だ。違うところは、香港では6-7個入りで販売されていたが、ここでは3個入りだということだ。値段は3RMB。つまり、1個1RMB(15円)。中国の物価を考えるとずいぶん高いが、店には行列ができている。せっかくだから、一つ買って食べる。

追記(2007年7月):「日の船」は日本のたこ焼きを台湾で広げて(その間名前も変わったようだ)、200店舗以上にし、台湾のたこ焼き市場をほぼ独占。1999年に香港でもオープン。さらに、2001年に中国大陸で正式にオープン。すでに100店舗以上あるそうだ。一船(3個入り)のコストは1.5元で、純利益は2.5元とのこと(ということは現在は4元で販売されているわけだ。そう言えば、最近食べていないが、東門のは一船4元だったような気がする)。

【たこ焼き屋】

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 澳華路にはなんと漫画喫茶がある。値段も手ごろそうなので、今晩の夕食はここでとることにする。中はずいぶんと綺麗だ。漫画も一つ一つビニルカバーがされている。漫画は日本のものが多いが全て中国語訳されたものだ。昔日本で読んだこのある「拳児」を手にとる。この漫画は主人公が拳法を学ぶために中国を旅する。当時は、まさか自分が中国にくるとは考えもしなかったがなぁ。

追記(2004年10月):今回の珠海市への旅行で、この漫画喫茶に再び訪れようとしたが、とうとう見つからなかった。どうやら、廃業してしまったらしい。残念だ。

【マンガ喫茶】

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食後は、再度賑やかな街を抜け、バスに乗りホテルへ帰着。

2002年2月6日

- 街の歴史 -
 最終日は東莞へ帰るだけ。行きと同じ経路ではつまらないので、フェリーを使って深せん経由で帰ることにする。

 まずは、バスで九洲港に行く。着いたのは9時20分。切符売り場に行くと9時30分のフェリーがあるとのこと。それを買って(70RMB)、中に走り込む。船は少し古ぼけた感じで香港⇔深せん間のフェリーと比べると、ちょっと見劣りする。国内線だから仕方ないね。

 1時間10分ほどで深セン着。ここから、深セン駅行きのバス(8RMB)に乗る。1時間弱で到着。バスに乗っている間、深センの町並みを眺めながら、広州や珠海と比較してみる。深センの街なみは確かに美しい。広州や珠海のようにゴーストタウンのような場所が全くない。しっかりした都市計画のたまものだろう。しかし、一方でどの場所も人工的な冷たい感じがする。歴史がない都市とはこんなものか。まぁ、通り抜けただけではわかりにくいから、いつかゆっくり探検してみよう。

 深セン駅に着くと、バスを乗り換え(40RMB)、我が家のある街まで一直線。今回の旅はこれで終わり。

追記(2003年2月):最近は深センの東門へよく行く。広州の上下九路に匹敵するほどの繁栄ぶりだ。しかし、歴史は見えてこない。深センは過去を洗い流すように発展していく街なのかもしれない。

2004年10月1日-10月3日
 

【九洲港】

今回は行きも帰りも<蛇口⇔九洲>フェリー経由で移動した。

【夜の珠海】

夜の目玉は、やはり「拱北」口岸周辺の夜店街。この辺りは、屋外コーヒー店が非常に多い。飲んだことがないけど美味しいのかな?

【淇澳島のバス停近く】

街歩きは前回してしまっているので、今回は近くの「淇澳島」という島へ出かけた。以前は船で行き来する場所だったらしいが、今は大きな立派な橋がかかり、船はなくなってしまったようだ。やむなく、バスとタクシーを乗り継いでたどり着いた。
   

「淇澳島」の観光名所である「白石街」。はっきり言って、かなりショボイ。「老街」という話だが、住民の建物はかなり新しい。

 

【紅樹林<1>】

【紅樹林<2>】

「白石街」から先に行ったところにある「紅樹林」。海が見えるという話だったので、ずっと奥まで入り込んでいったが、まだ道ができておらず、途中で断念。写真は、呆然としているZ。養殖だが、新鮮な海鮮料理を食べられる場所がある。
 

【淇澳島の漁港】

【淇澳島の海岸線】

全体的に活気のない「淇澳島」であるが、海岸線の散策道を歩くのはけっこう楽しい。漁船があったり、網漁の道具をみられたりで、2,3時間を過ごすには良い場所だ。
 

【漁女<2>】

定番である「漁女」にも行ってきた。歴史的背景のほとんどない像にもかかわらず、観光客には大人気。他に観光できる場所もないから仕方がないか。次回に来るとしたら、ちょっと遠くの島々まで足を伸ばしてみようかな?