「城中路」を抜けると、知らないうちに城壁の外側に出ていた。そのまま「正東路」を進むと、観光名所「閲江楼」にぶち当たる。もともとは宋代に建設された建物で、現在は革命時の団長「葉挺任」の記念館になっているそうだ。
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【閲江楼】 |
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「閲江楼」の前から河沿い(西江)に沿って走る「江浜中路」となる。だいぶバテてきたが、バイタクが通らないので頑張って歩いた。すぐ近く(と思ったが結構遠くにあった)「崇喜塔」を写真にとるためだ。「西江」はかなり幅の広い河で「江浜中路」もよく整備された道路だが、人も自動車もほとんど通らないので寂しげな雰囲気だ。
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【崇喜塔と西江】 |
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(意味もなく)頑張って、「崇喜塔」に辿りついたところで力尽きた。倒れるわけにもいかないので、座ってバイタクがくるのを待つ。10分ほど待ち続けているとようやく1台やってきた。大声を出して懸命に呼び止める。ここで一旦、ホテルに戻ることにした。ホテルまで3RMB(12:40)。ホテル下の怪しげなファーストフード店でピザを平らげ、部屋で2時間ほど休憩をとる。
午後、2時30分出発。次は、目玉観光地「七星岩」だ。空は完全に雨模様だが、まぁ、何とかなるだろう。とりあず湖の傍の船着き場まで行ってみる。しかし、オフシーズンのためか定期便は出ていないようだ。そこでバイタクで湖を回り込んでいくことにした。客を降ろしたばかりのバイタクが目に入ったので、声をかけて交渉に入る。この運ちゃんは普通語がペラペラだ。その分、交渉も渋く結局4RMBで妥協した。
途中、写真をとるために一度下車する。その代わり余分に1RMB払うことにした。
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【七星岩(の一部)】 |
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再度、バイタクに乗車したところで小雨が降り始める。ちょっとやな感じだが仕方がない。大雨にならないことを祈ろう。
七星岩の最初の岩山「仙掌岩」のところで下車。
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【仙掌岩】 |
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「七星岩」は広東省の有名な風景区の一つで「桂林の山、桂林の水」という言葉もあるそうだ。それだけに、雨だというのにポツポツとだが観光客が訪れている。名前は全部挙げないが、「仙掌岩」を始めとして7つの岩全てに名前がついている。そして最初の二つまでは無料で見ることができる。しかし、三つ目からは50RMBの入場料を払って園内に入らなければ見ることができないようになっていた。
50RMBというこの辺りでは破格の入場料をとっているだけあって、園内はよく整備されていた。園内巡り専用の観覧車なども走っている(有料)。最初は「七星岩」を一つ一つ写真にとろうと意気込んでいたが、5つ目ぐらいでどれがどれだかわかなくなり諦める。同じぐらいの大きさの岩山が10数個はあって、地図とにらめっこしたぐらいではどれが名前付の岩山か判断がつきにくいのだ。そもそもこの「七星岩」という命名も語呂がいいからそうしただけだと思われる。
命名法はともかく、景色は美しい。有名な革命・政治家「葉剣英」も褒め称えて、詩を作ったとのことだ。
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【蟾蜍岩】 |
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【七星岩の一つ】 |
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七つの岩山を全部回ると、徒歩でおよそ2時間。観光で来る方は観覧車を利用したほうがよいかもしれない。出口についたころには汗びっしょり。バイタクを捕まえてホテルへ戻った(3RMB)。(16:30)
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