2010年1月(day052)

2010年1月(day052)


2010年1月1日
 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
 本日は、深セン市内へ行ってきた。まず、万象城の「和民」で昼食。鶏のから揚げ、サイコロステーキ、石焼ビビンバのお粥、野菜鍋等を食べた。鶏のから揚げは、Zの料理の参考になるようにと注文したのだが、Zの作ったもののほうが美味しいくらいだったので、あまり意味がなかった。ここの「和民」は昔は日本人の駐在員向けの料理内容だったと思うが、今は日本人向けというよりも、中国人受けする日本料理の店となっていると思う。しかし、値段もリーズナブルで回転寿司で食事をしたのと同じぐらいの費用で済むから、私にとっては比較的食べやすい。場所が万象城だから、あまり食べる機会がないが、JUSCOにあったらもっと頻繁に利用していることだろう。
 食事を終えてから、すぐそばの書城に本を買いに行った。ここでZが小説を数冊買って、すぐにタクシーでJUSCOに移動した。JUSCOではいつものように食料の買いこみをした。今晩の夕食に寿司のパックを二つ。その他、牛肉と豚肉。肉類はやはりJUSCOのものの方が、地元のスーパーのものよりずっと美味しい。本当はお餅も欲しかったが、切り餅は売り切れになっていて買えなかった。その他、生卵。これは伊勢の卵という日本ブランドの商品(ただし、生産は中国)。パックに貼られているラベルにはっきりと「新鮮!安全!生で食べられる」とかかれていて安心できる。昨年の5月頃からずっと買って生で食べていて、一度も腹を壊したことがない。この卵のおかげで、中国における食生活が2倍は楽しくなったといって過言ではない。もっとも、毎食のように生卵を食べてしまうので、卵のとり過ぎになってしまっている気もする。
 買い物を終えると、タクシーでアパートまで戻った。これで、元旦の一日はほぼ終わり。明日は何をして過ごそうか?
2010年1月2日
 本日は、どこへも行かず、ホームページを書いたり、小説を読んだり、インターネットをやったりして過ごした。
 朝食は、アパートのそばの香港式喫茶店で、お粥とシュウマイを食べた。ここは最近調理師が変わってしまったらしく、味ががた落ち。私が好きだった鮑のお粥がなくなり、点心は全て冷凍ものになってしまった。非常に残念だ。
 昼食は、マクドナルドで食べた。今日はいつものジューシーハンバーガーではなく、新商品の銀タラハンバーガーを注文した。しかし、これは外れ。ケンタッキーの深海魚ハンバーガーのほうが美味しい。ボリュームもなかったし、もう二度と食べない。今日は、もう一つ新商品が出ていて、レモンとチキンのハンバーガーと書かれていた。明日はこちらを食べてみよう。
 夕食は、近所の湖南料理屋に行った。いきつけの店ではなく、半年前ぐらいにオープンしてまだ行ったことのない店で食べた。あまり期待していなかったが、思ったより美味しくて良かった (合計68RMB)。ただ、最初は美味しく感じたものの、味の素がきつく、食べているうちにくどく感じるようになった。次からはまたいつもの店で食べることになりそうだ。
 
2010年1月3日
 正月休みの最終日だ。
 春節に遊びに来る妹が飲茶・点心を食べたいと言っていたので、今朝は少し離れた場所にあるホテルへバスで出かけて、飲茶・点心を食べてみることにした。このホテルでは夕食を何度かとったことがあるが、飲茶・点心は初めてだ。水晶包、小籠包、蟹シュウマイ、エビの蒸し餃子、鶏の足、豆乳。比較的ローカル系の点心のため、見栄えはあまり良くないが、ボリュームがあり、味も良かった。点心の種類が豊富で30種類以上はあった。ここなら、飽きずに何度も来れるだろう。休日の朝食にぴったりだ。ただ、妹は初めての中国旅行だから、もうちょっと綺麗な香港風の飲茶・点心のほうが好みかもしれない。旅行時には広州を経由する予定だから、広州で良い店がないかインターネットで探してみるとしよう。
 
2010年1月4日
 今日から通常出勤だ。たった三日間だった上に市内以外にはどこにも行かなかったけれど、いろいろ食べたので充実していた(1月3日の昼は、マクドナルドのもう一つの新メニューであるレモンとチキンのハンバーガーを、夜は アパートで焼肉をやった)。運動のほうは、柔軟体操、筋力運動、冷水摩擦の3点セットを朝のみやった。休日にしては良く出来たいえる。
 朝の運動で、一番の難敵は小犬のマイクである(もう飼いはじめて一年以上経つから子犬ではない)。毎朝私とマイクはほぼ同時に起きる。私の最初の仕事はマイクの朝食を作ることだ。ドックフードと缶詰肉(電子レンジで暖めてやる)を混ぜて皿に入れてやるとマイクは物凄い勢いで食べ始める。その間に私は柔軟体操にとりかかる。
 柔軟体操は真向法でやっていて、順番は次の通りである。(1)あぐら(両足の裏を合わせる)の姿勢で両膝をできるだけ地面に近づける。そして、上半身を前方の床にに向けて伸ばす。(2)股割。床に座って、できるだけ両脚を広げた後、上半身を前方に床に向けて伸ばす。(3)床に座って、前方に両脚を並べて伸ばし、上半身も前方の床に向けて伸ばす。(4)正座の状態から、上半身を後方にできる限り倒す。私はこれを3セットやる。15分ぐらいで終わるから、1セット5分ぐらいというところだ。
 さて、マイクは与えられた餌を、私が(1)を実行し終えないうちに食べ終えてしまう。そして、(2)の股割を始めて、両脚を広げ、上半身を前方に倒そうという頃に、マイクの私への攻撃が始まる。伸びきった私の足のつま先の指をガジガジと噛むのだ。そんなに思い切ってやっているのではないだろうが、結構痛い。運動を続けながら手で追っ払おうにも足の先のほうだから、うまく狙いが定まらない。力いっぱい手を出してマイクの眼にでも入ったら大変だから恐る恐るやらざるえ ず、なんとかマイクの頭に届いても、ガジガジ行為を止めさせるまでに至らないのだ。これは(3)の運動のときも同様で、私が優しいのをいいことに、マイクはガジガジをやりまくる。これでは運動に集中しようがない。
 それでどうするかと言うと、犬用のプラスチックの玩具、例えばハンバーグ型の物を遠くに投げてやる。すると、その玩具をとりにいっている間、ガジガジが止まるので、安心して前屈ができるのだ。これを繰り返して運動を続ける。しかし、最近はマイクもずいぶんと賢くなってきて、私が投げた玩具を途中でキャッチングしたりする。高度をあまり高くすると落ちた時の音がうるさく近所迷惑になるので低く投げて地面を走らせるようにしているためだ。1M先ぐらいでキャッチングされると、すぐに戻ってくるので、前屈がほとんどできない。それが2,3回続くとイライラしてくる。玩具を投げる方向を変えてみたりしても、狭い部屋のことで、たいした変わりはない。
 そこで、最近は投げた振りをして、玩具を懐に隠してしまう。そうすると、マイクはどこに行ったかわからない玩具を懸命に探し出すのだ。犬の最大の武器である鼻をクンクンいわせて部屋中を探しまくる。最終的には懐の玩具を見つけられてしまうけれども、相当な時間稼ぎになり、運動がずいぶんと先へ進むのだ。
 そんなこんなで、なんとか柔軟体操を終えて、次はスクワットと腕立て伏せを始める。筋力運動のときは、時間も短いし、マイクの相手をしていられないから、Zの部屋に閉じ込める(寝室は私の部屋でZはそこで寝ている)。閉じ込められるとキャンキャンと騒ぎ出してうるさいけれども、スクワットも腕立て伏せもすぐに終わるからあまり問題がない。
 筋力運動が終わると、いったんシャワーを浴びて、それから冷水摩擦を始めることになるが、そのころにはマイクはソファで眠りに入っていることがほとんどだ。たまに起き出して邪魔に来ても、冷水摩擦は立ってやる行為だから問題にならない。そして、朝の運動3点セットは終了となる。
 こうやって書いてしまうとたいしたことないようだが、毎日毎日ガジガジ攻撃があるのだから、私にとっては大問題である。何かもっと良い対策があったら、是非アドバイスをお願いしたい。 
2010年1月9日
 今日は深セン市内に出かけた。
 まずは東門。Zがショッピングしている間に露店寿司とたこ焼きを食べた。露店寿司は一ヶ月ほど前に発見した露店で食べた。食べるのは初めてだった。いや、最初は食べる気は全くなく、写真をとるだけにしようと思っていた。いくら私の身体が中国人化していても、さすがに露店の寿司は無理だろ(!)と考えたからである。ところが、店に近づいていくと、ちょうど若いカップルが寿司を注文して切ってもらっていた。パックに入れてもらうと、男性のほうはあまり気乗りしなさそうな様子で見ているだけだったが、女性のほうは楊枝を挿してぱくぱくと食べながら、歩き去っていった。
 さて、どうしたものか。悩んだが、けっこう売れてそうな様子だし、写真をとるにも買わずにはとりにくい雰囲気だ。結局一本注文することにした(5RMB/本)。店員さんが素早く切って、パックに入れた。調味料は?と聞かれたので、醤油と答えると、ちゃっちゃっと醤油もかけてくれ、楊枝を寿司にさして渡された。タネはキュウリとタクワンがメイン。勇気を出して、一口食べた。・・・・うん、いける。普通に美味しい。パクパク、パクパクと一気に食べ終えた。その後、いつものたこ焼き屋(日の船)に寄って、たこ焼きを食べた。たこ焼きの熱で、寿司が消毒されるといいなぁと願いながら・・・。
 

 たこ焼きを食べ終えると、Zと合流して昼食。東門の入口近くにある店で、点心を食べることにした。この店は寿司屋と共同経営のような形になっていて、寿司も点心も両方注文できる。以前に寿司を何回か食べたことがあるが、点心を食べるのは初めてだ。点心はワゴン式ではなく、メニューにチェックをつける注文方式。私はさきほど寿司とたこ焼きを食べたので、カニシュウマイと蒸しエビ餃子だけを頼み、残りは全てZの注文だ(Zは下の写真意外にラーメンも注文している)。
 全般的に味は良かった。ただし、点心もラーメンも温度が低く、味を損なっていた。熱々で出てきたらずいぶん美味しく感じるだろうにと残念だった。店員がやたら気が立っている様子だったから、人数が少なすぎるのかもしれない。料金は一番高い点心が16RMB。それから、13RMB、10RMB、8RMB、6RMBと分かれていた。東門という場所を考えると妥当な値段だと思う。
 昼食の次は、万象城へ移動して、映画鑑賞の予定だった。1月4日に始まったアバターを見るつもりだった。しかし、夜の9時まで席が一杯となっており、今回は諦めた。スーパーで買い物だけして帰宅。アバターは春節の後にでも見ることにしよう。

*そうそう、今日は深セン市内に入るゲートのところでバスが故障した。代わりのバスが来るのを待ったため、40分ぐらいのロスとなった。昨年も清遠からの帰りと中山行きの時とで2回もバス故障を食らっている。そんなに頻繁にバスに乗っているわけでないから、バスの故障は相当な頻度で起こっていると思われる。

2010年1月10日
 昨日は、いささか食べ過ぎた。お昼の点心も食べすぎたが、その後、万象城で買ったデカイ・ハムサンド2個が効いて朝になってもお腹が重かった。本日の朝食は腸粉だ。これは昨日の朝食でも食べた。一口に腸粉と言っても、店によって味が違う。これまで、貴州出身のおばさんが作っている一つ3RMBの腸粉を食べていた。ところが昨日はお休みだったため、斜め向かいの店で2.5RMBの腸粉を食べた。これが意外に美味しかった。シイタケ味のタレが腸粉とうまく混じって、すごく美味しかった。それで、今朝もそこで食べることにした。ところが、今朝は外れ。肉に臭みがある。中国の屋台や安い店で食べるとたまにある臭みだ(恐らく肉の管理が悪いのだろう)。この臭みがあっては、いくらタレが良くてもだめだ。今度からは肉なしにしてもらうか、別の店で食べるしかないか。

 お昼になっても、まだお腹が重い。朝食抜きにしたほうが良かったかもしれない。昼はマクドナルドにしようとZが主張したが、私のほうは最近はずっとマクドナルド続きでちょっと飽きがきている。Zを説得して、新しい店がないか探しにいくことにした。
 バスに乗って、街にある二つのレストラン街の一つに到着。とくに目新しい店は見当たらない。今日は軽く「過橋米粉」でも食べて済ませるかと考え始めた頃、ビラ配りのスタッフが私たちにビラを一枚渡してきた。見てみると、新しくオープンした店が割引で料理を提供していることがわかった。幸い、すぐ近くの店だ。Zと相談した結果、本日の昼食はそこで食べることにした。
 お店についてみると、すでに何組かの客が席について いる。近くの他の店はまだほとんど客が入っていない様子だったから、恐らく私たちと同様、ビラを見てこの店にやってきたのだろう。私たちも続いてテーブルについた。メニューを見ると、普段食べている湖南料理より、やや値付けが高い。店の名前に順徳風味とついている ところからすると、広東料理の一種だから、値段が高いのは仕方のないところだが、写真を見ると量も多そうだ。2品も頼めばお腹が一杯になりそうな感じ。そこで、一旦は2品だけ頼んだ。
 しかし、ここでもらったビラに30RMBの現金券がついているのを思い出した。取り出して読んでみると、100RMB以上注文したときに限って、現金券が使用できるとのこと。2品でだいたい70-80RMBになっているから、もう1品頼んでも、その分は無料ということになる。だが、そんなに注文して食いきれるか?もっとも食べ切れなかったら、持ち帰りにしてマイクにあげればいい。そこで、もう一品注文することになった。さらに、オープン記念サービスということで、デザートも1品ついて、合計4品で87RMB(本当は117RMB)。
 料理は、鶏肉も、豚の骨付き肉も、野菜も、デザートもどれも非常に美味しかった。鶏肉はどこだかの有名な鶏を使っているらしく、ウェイターが動作で、髭のついた鶏だよと一生懸命アピールしていた。豚の骨付き肉を使っているのは日本でいう酢豚だろう。これも甘酸っぱく、肉は柔らかくと文句なしの美味しさだった。野菜も新鮮でサクサクと食べられた。デザートは薄く仕上げた蒸しパンで、さっぱりした甘さで良かった。湖南料理よりは高いが、いつも唐辛子味では飽きてしまう。広東料理が食べたくなったら、次はここへ来るとしよう。
 

2010年1月17日
   昨日は久しぶりに休日出勤をしたから、ちょっとバテ気味である。
 三点セット(柔軟体操、筋力運動、冷水摩擦)は順調に続いている。先週からは、スクワットを35回に、腕立て伏せを25回にと回数を増やした。朝2セット、夜2セットやるから、これで1日当たり、スクワットが140回、腕立て伏せが100回となった。スタミナも徐々に付いてきて、以前ほど疲れが残らなくなった。運動が終わった後は非常に快適で、むしろ運動前のほうが辛い。もっとも、その日の運動の大変さ、特に柔軟体操の大変さは気温が大きく関わっている。2月頃までは気温が下がり続けるだろうから、油断は禁物だ。強い意志をもって、継続していくとしよう。
 最近起こった、「頚椎」からもたらされる痛みに関しては、薬もあまり効かず、(頚椎用の)シップは効果が貼っているときだけに限られ、しばらく困った状況が続いた。頚椎が痛いと眼はくらむし、頭痛もするしで集中力がなくなるので非常にやっかいだった。もはや病院に行くしかないかと考え始めた頃、ふと数年前に腱鞘炎(だと思った)で病院にいったことを思い出した。このときも「頚椎」が原因だと診断され、治療法としては、中国針、カッピング(火缶)、ネックストレッチ器が主なものだった。そこで、これらのうち、ネックストレッチ器をきちんと毎日朝・昼・晩に実行してみることにした。そうしたら、みるみるうちに改善され、「頚椎」の痛みがほとんどなくなった。このまま続けて、完治すればベストというところだ。
 さて、先日、日本から中華料理の本を取り寄せ、それをもとにZにエビチリを作ってもらった。私が住んでいる街のデパートでは養殖(?)の川エビが生きたまま安く売っているから、Zがエビチリを作れるようになれば、非常にラッキーだ。取り寄せた中華料理の本は大きな写真付きで説明もわかりやすく、これなら間違いなく素晴らしいエビチリができることだろうと思われた。ところが、Zが実際に作ってくれたエビチリは、美味しいことは美味しいが、私が日本で食べたことのあるエビチリと違う味だった。味だけでなく、チリソースの色が違う。そこでインターネットで調べたところ、日本でのエビチリは、中国の「乾焼蝦仁」をもとに作られたもので、「乾焼蝦仁」で使われていた「豆板醤(トーバンジャン)」が当時に日本では手に入りにくかったため、代わりにケチャップを使用したのだそうだ。最近は日本でも「豆板醤」が手に入り安くなったことと、本格中華料理が一般的になってきたために、「豆板醤」を使用したエビチリが多くなってきているようで、インターネットで調べると、ケチャップだけのと「豆板醤」入りのと二種類のエビチリ・レシピがあった。どうやら私が日本で食べたエビチリはケチャップがメインで、Zが作ったのは「豆板醤」がメインのエビチリということらしい。次回はケチャップがメインのエビチリを作ってもらうとしよう。
2010年1月25日
 気温の起伏が激しい中、先週はとうとう風邪を引いてしまった。三点セットの運動も木曜日の早朝から昨晩まで完全停止となった。しかし、軽い咳とだるさのみで、熱らしい熱も出ずに治ったため、今朝から再び運動を開始することができた。重い症状にならなかったのは、やはり冷水摩擦のおかげだろうか。
 最近、「鐵齒銅牙紀曉嵐4」をインターネットテレビで見ている。「3」を最後に見てから大分年月が経ってしまったから、過去のストーリーがどうであったのかほとんど覚えていないが、相変わらず楽しめる歴史喜劇ドラマだ。今回は特に和(珅)大人を演ずる王剛の演技が際立っていると思う。最終的に和大人は死刑になるはずだから、先行きがはっきりしている分、演技に熱が入るのかなとも思う。もう結構な年齢だろうから、「4」で終了になるのか、「5」まで続くのか微妙なところだろう。以前に、和大人が主役で同じく王剛が演じる映画(ドラマ?)を見たことがあるが、こちらは、もともとは志の高い人間が悪人になり、最後に死刑とされる、悲劇の味わいが濃いストーリーだった。「紀曉嵐4」は喜劇ドラマだから、最終的な和大人の死刑にどのように繋がっていくのか非常に興味深い。或いは、喜劇らしく頓死のような形で終わらせるのかもしれない。
2010年1月26日
 曇りの日が続いて気持ちがすっきりしない。さらに、今日は風邪の後遺症だか何だかわからないが、頭のてっぺんのほうが痛かった。ここしばらく首のストレッチを真面目に続けていたから、いつもなら頚椎のところで発生するはずの痛みが、上へ抜けて頭部で起こったような感じだ。食事の後、一眠りしたら直ったから良しとしよう。
 今晩の夕食のおかずは、待ちに待ったエビチリだった。朝、出勤する前に、「夕食はエビチリ」にしてと頼んでおいたのだ。日本風になるように、豆板醤を少なめにとお願いをしておいたところ、本当に日本風味付けのエビチリが出てきた。やや甘めの懐かしい味わいで、大変美味しかった。これからも時々作ってくれるとありがたい。
 
2010年1月31日
 本日の日中は、Tシャツ一枚でも十分なほど暖かかった。さすが広東省といったところだ。
 一昨日は、近所の四川系の店で夕食をした。メインの料理は「烏江魚の水煮」だ。下の、ステンレスのボールに入ったのがソレ。ここでは魚を特に指定しない「水煮魚」は30RMBだ が、「烏江魚の水煮」は35RMB。5RMB高いだけあって、魚肉に弾力があって美味しかった。唐辛子のスープの中には、他に木耳や椎茸なども入っていて、唐辛子をたっぷり吸った椎茸も楽しめた。他の料理は、レバの炒め物とキャベツの炒め物。この店のレバはいつも柔らかくて美味しい。きっと新鮮なのだろう。
 今日の昼は、Zが洗濯物を干すのに付き合って、アパートの屋上に上がってきた。私たちの部屋のベランダは狭い上に日当たりが悪い。だから、掛け布団のカバー等の大きなものを乾かすとき、Zはよく屋上で干すのだ。私は屋上に上がるのは初めてで、この建物が7階建てであることを初めて知った。これまでなんとなく6階建てだと思っていたのだ。屋上は意外にも非常に綺麗だった。白いタイルが張ってあって、ゴミひとつなかった。風も吹いていて気持ちが大変良い。いっそのこと7Fに引っ越してきて、屋上を自分の庭のように使ったらどうかと思ったほどだった。(もっとも屋上のドアの鍵は保安員が管理していて、必要に応じて借りにいかなければならないから、そう思うようにはいかない)。
 さて、明日から2月だ。2月は春節という長い休みがあるから、ある意味、一年でもっとも楽しい月だ。もう10日も経てば、妹がやってきて一緒に旅行にいくことになる。実に楽しみだ。