不思議・面白情報6(fu000f)


深セン東門<老街>

東門、老街ともいう。深センOR広東省随一のショッピング街。アパレル関係が主である。映画館、書店、DVD・ゲームソフト、レストランも充実している。中国の発展が最も色濃く出ている場所ではなかろうか。(深セン市東門、2003年12月 、深セン特別区)

追記(2008年1月、深セン特別区):ここ東門には中国で最初にオープンしたと言われる(入口を上がったところにそう書かれている)マクドナルドがある。最近、すぐそばにも、もう一店オープンしてますます盛況な様子である。

追記(2013年8月、深セン特別区):久しぶりに、ここのマクドナルドに行ったら、「中国で最初にオープンした」云々を記したボードがなくなっていた。事実と違っていたために、クレームが来て止めたのか、もう、そんなことを宣伝しても意味がないということになったのか。謎が残る。

中国の信号

写真は深セン市内の信号機。市内では自動車はそれなりに交通ルールを守って運転している(歩行者はあまり守っていない)。市外も徐々に信号機が増えてきているが「電気の無駄遣い」ではないかと思われるほど存在が無視されている。ただ、事故が起きたときの責任の所在を判定をするときに役立っているらしく、全くの無用の長物でもないようだ。(深セン市内、2003年12月)

追記(2013年10月):近年では、都市圏では、監視カメラが普及していることもあるのだろう。車による、全くの信号無視というのは以前に比べるとずいぶん少なくなってきている。代わりに黄色信号の場合にはどうするかなどの法律的な隙間が問題になってきた。また、歩行者の信号無視も社会問題として度々報道されるようになってきて、厳しい罰金制度なども採り入れられてきたが、なかなか是正されないようだ。その他、走行中の車からのポイ捨てなどの危険行為や中古車の走行距離偽装、駐車場の不足などの問題も浮かび上がってきている。

中国のお正月前哨戦

今年の春節(中国のお正月)は1月22日からだ。お正月を目の前にして、飾り付け用のミカンが一斉に売り出され始めた(2004年1月11日、深セン特区外)。

中国のお正月前哨戦<2>

春節は、出稼ぎ労働者が故郷に戻る季節でもある。仕事を辞めてでも戻ってきなさいという両親もたくさんいる。子供もまたそれに逆らえない。そんなわけで、春節の前には、街のそこかしこでスーツケースを販売している。携帯電話の販売店でも、景品としてスーツケースをつけてセールをしているほどだ。(2004年1月深セン特区外)

トイレットペーパー入れ

本場の中華料理は油が多い。そのためか、日本のようにおしぼりを出すところは少ない。沿海側ではテッシュペーパーを出すところも増えてきたが、大衆食堂のテーブルに置いてあるのはトイレットペーパーが大半だ。そのときによく使われるのが円柱型のトイレットペーパー入れ。トイレットペーパーの芯を抜き、真中から紙を引っ張り出し、入れ物の頭の穴を通して使用する。(2004年2月深セン特区外、会社の同僚Oさんの熱烈な要請によって掲載決定)

追記(2013年10月):近年は露店に近いローカルなお店でも、トイレットペーパーではなく、ティッシュペーパーを置いているところが出てきている。日本のようなペーパーボックスに入ったティッシュは値段が高いためだろう。ビニールに包まれた廉価版ティッシュペーパーが置いてある。(やや値段の高いお店では、ウェットティッシュやポケットティッシュペーパーが出される)。

崇武古城の魚巻スープ

新鮮な魚のすり身をボール状に丸めて作ったものを煮込んである。泉州恵安の崇武古城の名物料理。沿海側ならではの食べ物。一皿8RMB。いかにも海の料理という感じで、美味しい。(2004年2月、泉州)

追記(2007年2月):2007年2月、再び泉州に行ったところ、魚巻はつくね状ではなく、ソーセージのように細長く丸めたものだとわかった。だから、おそらくこのつくねは魚巻に成形する前のものだろう。

流行中の自転車

泉州で流行中の自転車。走るとタイヤ部分の模様が形を変えてクルクル回る。女の子が楽しそうに乗り回している様子が微笑ましい。(2004年2月、泉州)。

追記(2013年10月):現在、深セン郊外では、移動用の自転車としては電気自転車が主流となっている。また、スポーツとしてのサイクルが流行していて、休日ともなるとしばしばスポーツサイクル車に乗った、ヘルメットで身を固めた若者を見かける。

広州地下鉄用のICチップ

広州の地下鉄で使用されている非接触型ICチップ。乗客は改札のそばにある自動発券機でこのチップを購入し、改札でリーダーに読み込ませて、入場する。到着駅では、改札に投入し、外に出る。早期に羊豊カードにとって代わられると予想していたが意外としぶとく生き残っている。地下鉄に単発で乗る人のためのチケットとして、このまま残り続けるのかもしれない。(2004年5月、広州)

*以前は広州東駅からだけだった地下鉄も、現在では広州駅からの路線がオープン。移動が大変楽になった。

追記(2013年10月):現在では、広州の地下鉄線も両手の指の数に近づくほど路線が増えている。どこへでも地下鉄でいけるようになったので、非常に便利になった。写真のICチップも使われ続けている。