不思議・面白情報17(fu000q)

携帯アプリ酷米

深センの大部分のバスを網羅している、バス位置確認の携帯アプリ。長距離バスや直行バス以外の深センの一般の公共バスは、タイムテーブルで動いておらず、20分に一回といった時間間隔での表示となっている。渋滞時にはこれが40分とか1時間になってしまうことがあり、バス停で待っていても、いつバスが来るかわからなくて困る。
しかし、このアプリ酷米では、バスがどの停留所とどの停留所の間を走っているか、いつ頃、今いるの停留場に到着するかがほぼ的確に表示されるのだ。このアプリによって、当てにならなかった交通機関であるバスが、時間が読める交通機関へと大きく変わった。深センのサラリーマンにとっては神アプリと言えるものかもしれない。西安と北京でも運用が始まっているそうだ。(2015年3月 、深セン市)

深セン通(カード版)

チャージ式のカード。ネット情報では2005年の地下鉄開始時期から運用が始まった。乗車ごとにコイン型のICチップを購入することもできるのだが、混雑時には行列が長くなるから、カードを利用したほうが便利だ。カードを利用すると料金割引が受けられるというメリットもある。現在ではバスやコンビニでも利用可。一定時間内にバスと地下鉄の双方でカードを利用すると割引率がさらに高くなることもある。割引率は一定ではなく、正規運賃が25元が17元になることもあれば、割引率ゼロの場合もある。
チャージは各駅のカスタマーセンターや提携コンビニなどで可能。カードの販売は当初は駅のカスタマーセンターで行っていたが、現在は駅構内の臨時販売店や郵便(郵政局)、またネットなどで購入可。なお、現在は、携帯電話のICカードに内臓されたタイプや香港のオクトパスカードと合体したカードなどが販売されている。(2015年3月 、深セン市)

深セン通(携帯電話ICカード版)

深セン通の携帯電話ICカード版。携帯電話会社で申請(基本的には有料だが、キャンペーンで無料になることもある)すると、携帯電話のICカードを深セン通機能のついたものに交換してくれる。当初、中国移動の3Gカードでスタートしたが、現在は聯通の4Gカードでも利用可(中国電信も可能かも)。利用の可不可に関しては変動が大きい。深セン通の会社と電話会社間の調整がスムーズではないようだ。
しかし、カードをもたずに利用できるというメリットは大きい。またチャージがネット上、また携帯電話上で行えるというのも便利。割引率(結果)や残高らも携帯版であればいつでも確認可。(2015年3月 、深セン市)

図書貸出し機

深セン市(郊外も含む)の200箇所以上に設置されている。身分証を登録すると無料で本が借りられる。機械の中にない本に関しては、申請しておけば、数日後に補充されるという便利さ。私がみたのはオフィス街に設置されたものだが、次々に利用者がやってきて本を借りていった。人気のサービスのようだ。(2015年3月 、深セン市)

スケートリンク

深セン郊外の購入デパート内に設置されているスケートリンク。以前は市内の万象城デパートぐらいにしかなかったが、現在は郊外でも滑れる場所が出てきた。1時間30~70元ぐらいが一般的なようだ。中国語ではスケートとローラースケートの明確な区別がないので間違えやすい。氷のスケートリンクはまだ多くないが、ローラースケート場は無数にあり利用料金もぐっと安い。(2015年3月 、深セン市郊外)

吉野屋

購物公園のイオンにある吉野屋。新メニューのからあげ丼、そしてビーフカレーライス。から揚げ丼は28元。ビーフカレーは単品で28元?サラダ・味噌汁セットで39元。現在のレートだと500~800円とすごく高く感じるが、円安だから仕方がないかな。
オフィス街にあるとあって、昼時になるとデリバリーの注文が多いようだ。配達スタッフが入れ替わり立ち変りやってきて、次々と品物を持って出ていく。ここの配達スタッフたちは、他のチェーン店でみかける配達スタッフたちより、態度が丁寧だし、明るい。教育が行き届いているのか、待遇がいいのかわからないが。店舗内のスタッフも元気がよくてきぱき動いている印象だ。こういうお店が私が住んでいる郊外にできるといいな。
(2015年11月、深セン市)

進化するマイク

うちに来て5,6年になる小型犬のマイク(メス)。最近、IQが上がったのだろうか、新しい遊びを始めた。
3年ぐらい前にマイクの遊び用に買ったボールがある。これは床でバウンドさせ振動させると光を発する。それだけでなく、「ワハハ、ワハハ」と怪音を発する代物だ。
買ってあげたのはいいが、音が出るのが怖いらしく、投げてやっても近寄らずほとんど遊んでくれなかった。それで、長いこと、マイク用玩具入れの片隅にしまわれてあった。最近これを箱から取り出してきて、一人遊びを始めたのだ。
まず、口でくわえてソファに上がり、鼻でつついて下に落とす。すると、ボールはコロコロと転がりながら光を発し、「ワハハ、ワハハ」と音を発する。それをしばらく楽しんだマイクは、ソファから下りて、ボールを加えて、再びソファに跳び上がる。また鼻で突いて下に落として、光と音が出るのを楽しんでから拾いにいく。これを30分ぐらい延々と続けるのだ。
これまでは私たちにボールを投げてもらって取りに行く遊びしかできなかったマイクの大いなる進化だ。いつまで飽きずに遊んでくれるかな?
(2015年11月 、深セン市郊外)

Coffe Bene

2年ぐらい前に我が住んでいる街にやってきた喫茶店「Coffe Bene」。韓国最大の喫茶店チェーンとのこと。中国では追い抜けスターバックスで頑張ってきたが、展開を急ぎ過ぎたのか、給与遅配等の問題を起こしたばかりらしい。
そんな芳しくないニュースもあるが、我が街では人気の喫茶店の一つ。以前は想像もできなかったことだが、ジャージ姿の中高生がたむろっておしゃべりを楽しんでいる光景もしばしばみられる。
お店のシステムはスターバックスと同じだが、少し違うところもある。注文をして会計を済ませると手のひらサイズの円盤を渡される。それをもってコーヒーが出来上がるのを席で待つ。しばらくすると、その円盤からピピピッ、ピピピッと音が鳴るのが出来上がりの合図。カウンターに行って注文品が乗ったトレーを受け取るという仕組みだ。ちょっと面白い。
コーヒーそのものは、どろっとした感じで、あまり日本人向きではない。しかし、量が多いので、長居するのには良い。価格もリーズナブルで、会員になると2割引きだからさらにお得だ。現在、アメリカンコーヒーが25元で、ケーキが15元。合計40元だが、5~10元払って会員になっておくと、40元が31元になる。円安の真っ最中だから、31元イコール620円で、あまり安く感じないが、スターバックスやマックカフェと比べると、ずいぶんとお手頃価格だ。読書に便利なお店なので、頑張って欲しい。
(2015年11月、深セン市郊外)

追記2016年12月:このお店は数か月前に突然つぶれてしまった。毎週のように通っていたので残念。現在、火鍋のお店が開店準備中となっている。

ティッシュペーパー

昔は台湾系の喫茶店以外は、どこでもトイレットペーパーがティッシュペーパーが代わりに使われていた。トイレットペーパー専用のペーパーボックスがあったほどだった。
しかし、近年は急速にティッシュペーパーが普及して、家庭用のティッシュペーパーも写真のようなビニールパッケージのティッシュペーパーが使われるようになった。なぜ日本のようなペーパーボックスが普及しなかったのかは謎(そもそも日本以外の国のティッシュペーパーはどのような形状をしているのだろうか)。
ローカルな食事処では、ティッシュペーパーを導入したり、トイレットペーパーのままだったりといろいろ。レストラン風の綺麗なお店は日本と同じような小型のティッシュペーパーだったり、小さめのボックスに入ったティッシュペーパーだったり、ウェットティシュだったりする。多分、南方や北方、沿岸地区や内陸地区等で普及しているものが違うのだろうと思う。
(2016年12月 、深セン市郊外)

オープン式カラオケボックス

近所のショッピングモールの通路に突然配置され始めたカラオケボックス。ネットで予約してネットでお金を払って利用できるらしい。続々増設工事が進められるなか、すでに利用客がいた。日本でも、こうしたカラオケボックスがショッピングモールに置かれたりしているのかな? (2016年12月 、深セン市郊外)