不思議・面白情報11(fu000k)


深セン地下鉄の羅湖駅切符売り場

すっかり市民の間に根付いた深センの地下鉄。羅湖駅⇔世界の窓駅間は、運行間隔もずいぶんと短くなり利用しやすくなった。(2006年10月、深セン市内)。

追記(2013年10月):深センの地下鉄もすでに5路線となった。現在も拡張である。当初、羅湖駅⇔世界の窓の間のみだった、羅宝線も、現在はぐっと長くなっている。近い将来、広州と直接結ばれそうな感じだ。

吸玉(カッピング)器

中国では足マッサージなどでも頼める吸玉(カッピング)療法。私も体調が悪い時など、時々やってもらっている。足マッサージ店などでは、一般にガラス製のものを利用して、火でガラスを暖めるようにして吸引をする。今回は、家庭用で自分でできるプラスチック製のものを薬局で購入してみた。左上がワンセット。なんと100RMB(日本円で1500円ぐらい)という安さ。右上のように、吸玉と吸引器を接続して、皮膚に張り付ける。そして、レバーを引いて吸引。くっついたらゴムの管を抜く。皮膚がどんどん盛り上ってきて吸玉療法開始。5分-10分ぐらいで終了。こんな手順である。(2006年10月、深セン市外)

*)写真は実際の治療ではなく、試しに吸いつけてみたものです。インターネットで調べた限りでは、吸玉治療の歴史は長く(数千年?)世界中で利用されてきた治療方法ですが、西洋医学のような方法で検証されているわけではないので、施行の結果は全くの自己責任となります。皮膚が弱い方は特に注意が必要だと思われます。

休日の朝食

本日の朝食。本日はZの朝食作りがお休みだったので、アパート近くのお店(ドアなし)で肉まんと野菜まんを2個ずつかって朝食とした(2007年1月、深セン市特別区外)。4個で2RMB(30日本円)。中国では物価上昇中であるが、庶民レベルの朝食はまだまだ安い(ただし、材料の質に関して保証はない)。

追記(2009年3月):近年の物価上昇の影響を受けて、とうとう肉まん類も値上げを始めた。これまで1個0.5RMBだったところは、1個0.75RMBに値上げしたところが多いようだ。

金猪年

今年は、中国は「猪年」である。今年は60年に一度の特別な年でもあり、特に「金猪年」と言われ、ベビーラッシュが始まっている。なんでも、この年に生まれた人はお金持ちになる可能性が高いと考えられているらしい。Zによると、わざわざ出産の登録を遅らせてまで今年の生まれにする人もたくさんいるそうだ。神をも欺こうというのか・・・。まぁ、人に覚えてもらいやすいから、商売には役立つかもしれない。

説明が遅れたが、中国では「猪」=「豚」なので、日本語に訳すと「豚年」ということになる。私は、豚というのは猪の改良種だと思っていたので、きっと昔は猪だったのがいつの間にか豚になったに違いないと考えて、Zや会社の中国人たちに尋ねてみたところ、彼らの子供時代からずっと豚のマークだったという話だった。

インターネットを探し回ったところ、「豚が猪を家畜化し改良したものだ」という話は確かに存在した。しかし、家畜化が始まったのは、なんと紀元前6000年のことだった。世界各地で行われていたようで、中国でも紀元前から普及していたとのことである。一方、日本では弥生時代に家畜として飼育された痕跡はあるものの、一部でしか普及しなかったようである。十二支に動物をあてる考え方ができたのは、豚が普及してからのようだし、日本を除く他のアジア各国は皆「豚年」のようである。つまり、もともと十二支では「豚年」であり、それが日本に伝わってきた頃には、日本ではまだ豚が普及しておらず、猪を当てるしかなかった。それで日本では特に「猪年」となっている。その可能性が高いと思う。(2007年3月、東莞市長安鎮)

追記(2007年12月):「金猪年」の影響で、私が勤めている工場でも今年はベビーラッシュとなった。最初は「金猪年」の影響だとは気づかず、首をひねっていたが、自分の部下でも産休をとるものが現れてようやく気づいた。部下によると、来年はオリンピックの年だから、最初は来年に当たるように生むつもりだったのだけれども・・・とのことだった。

ウォータ販売機

ここ数年で、にょきにょきとタケノコのように数を増やしているウォータ販売機。容器持参で、水だけ買い取る方式だ。値段をみると、20Lで4元、5Lで1元、0.1元で500mlと書いてある。有名メーカーのミネラルウォータと比べると、格安だ。自動販売機には、ミネラルウォータとは書いてないから、単なる濾過水か、蒸留水なのだろう。どうみても豊かな生活をしているとは思えない地域にも置かれているから、よほど深センの水道水の質が悪くなっているのだろう。そんな風に思わざるえない。しかし、ちゃんと中の掃除とかやってるのかな?(2007年3月、深セン特区外)

日が暮れない

写真は新彊の省都ウルムチで、ホテルの窓から写したもの。まだ、外は明るい。しかし、これで、すでに午後8:30を過ぎているのだ。季節にもよるのだろうが、私が旅行をした9月は、夜9:00を過ぎてようやく暗闇がやってきた。ウルムチに着いて数日後には、夜9:00をまわってから夕食に行くのが当たり前になっていた。実に不思議な体験だった。(2007年9月、新疆ウィグル自治区ウルムチ)

国慶節の省バスステーション

国慶節は10月1日。広東省の省バスステーションからは、広東省各地へのバスが出ているので、バスの乗り継ぎ客、列車からの乗り換え客でいつもごったがえしている。国慶節ともなると、帰省客、旅行客で、物凄いことになる。100メートルぐらい離れたところにマクドナルドがあるが、そこは混雑時は人が多すぎて大変だ。その隣のホテルにある1Fの喫茶店がいつも空いているから、時間待ちには都合が良い。(2007年10月、広東省広州)

人生ゲームとモノポリー

深センのJUSCOへ行ったら、中国版人生ゲームと中国版モノポリーが仲良く並んで販売されていたので、思い切って両方とも購入してみた。値段は各199RMB。私は子供の頃は、ボードゲームで人生ゲームを、社会人になってからはプレステなどでモノポリーを遊んだ。どちらも日本でのことなので、ひどく懐かしくなって買ったのだ。実は、数年前ぐらいに同じくJUSCOでモノポリーを見かけたのだが、購入しようかどうか迷っているうちに、何だかの社会的な問題が発生して、販売されなくなったと記憶している(記憶違いかもしれない)。知らないうちに復活していたわけだ。

人生ゲームはイギリス出身のゲームで、モノポリーはアメリカ出身のゲーム。日本ではどちらも1960年代に発売されたらしい。 試しに、人生ゲームをやってみたが、ルールが子供の頃日本で楽しんだものと異なっていた。確か、昔遊んだのは最後に財産を清算するとき、子供もお金に換算できたと記憶しているのだが・・・。中国向けにルールを変えたのかな?(2007年10月、広東省深セン)