不思議・面白情報7(fu000g)


美味しいチーズケーキ

深セン特区外でも、ようやく美味しいチーズケーキが食べられるようになった。以前から中国人の間では評判の良かった「桜桃」というパン屋チェーンでの発売だ。1個10RMBと値段は張るが味は間違いなく濃い系のチーズケーキ。チーズケーキファンの方は是非どうぞ。(深セン特別区外、2004年6月)

*注)昨年(2004年)の末ぐらいに、このチェーン店は倒産したようです。食中毒者を出したとか・・・・。けれども、2005年3月現在、すでに同じオーナーなのではないかと想像されるパン屋が同じ場所にお店をオープンしています。さすが中国。

追記(2013年10月):最近はかなりローカルなケーキ屋さんでも、チーズケーキが食べられるようになった。こちらのケーキ屋さんはパン屋さんを兼ねていることが多いためか、チーズケーキがショートケーキの様な三角型ではなく、細長い長方形の形をしている場合がある。

ある日の夜食

お昼を遅くに食べたので、夕食は抜き。代わりに夜食を食べることにした。左が「湯面(5RMB)」、具沢山で人気メニューである。右は「白切鴨(250g、9RMB)」と「ゆで卵(1RMB)」。うまそうでしょ!(深セン特別区外、2004年6月)

追記(2013年10月):長い間5RMBで頑張っていたお店だったが、最近になって、8元へと大幅に値上がりした。

ビニル袋が二重

広東省で生活するようになって最初に気になったのが、スーパーでくれる買い物袋。ちょっと中身が多くなると、二重にしてくれる。袋の強度が足りないのだ。近所で高級デパートがオープンしたとき、当初は日本と同じような強度のビニル袋を使っていたけれども、しばらくしたら、他のデパートと同じ弱いビニル袋になってしまった。強度の強い袋一枚よりも、弱い袋二枚の方が安くつくれるのだろうか。あるいは、二枚をもらうという客の習慣がデパートの方針を上回ったのか。そう言えば、最初の頃、店員が「これは丈夫だから一枚でも大丈夫なんですよ」と説明しているのを頻繁に耳にしたっけ。(深セン特別区外、2004年6月)

追記(2008年2月):今年の6月から、中国では無償によるビニル袋の提供が禁止されるそうだ。香港でも同様の法律が近く出されるようで、試行期間にある有名デパートがビニル袋の有償販売を実施したところ、消費者の猛反発を喰らって短期間で中止に追い込まれたという。さて、中国ではどうなるか?個人的には、有償になれば、袋の大きさも自分で選択できるようになるから、ゴミ袋に使用できない小さな袋をもらわずに済むという利点がある。ただ、中国のスーパーのビニル袋は(最近だいぶ品質が上がってきたとは言え、)強度が十分ではないことが多い。ここで書いているようにビニルを二重にする習慣もなくなっていない。このような状況でビニル袋の有償化が成立するのかどうか疑問だ。

追記(2009年3月):ビニル袋の有償化は思ったよりずっとスムーズに実施された。ほとんどの人がエコ・バックを自然に使うようになったし、有償化されたビニル袋は以前の無償のものより丈夫なものとなった。スーパー以外でも、薬局チェーンなどでもビニル袋が有償化された。セブン・イレブンなど大手のコンビにでも実施されているようだ。ただし、近所の個人経営のコンビニなどでは、今まで通り、破れやすいビニル袋が無償で提供されている(それでも、昔よりはずっと丈夫になった)。

追記(2013年10月):破れやすいビニル袋は、もう昔の話となった。現在では大手のスーパーのみならず、中小のスーパーやローカルなコンビニエンスのビニル袋も丈夫になった。大手のスーパーや薬局のビニル袋は有償制度が地に着いた感じだ。一方で、ビニル袋を有償で買うのを嫌がった客が、無料の生鮮食品用のビニル袋を売り場から大量に持ち去るといる例が出てきたらしく、「生鮮食品用のビニル袋を必要以上に持っているのが発見された場合には**元を頂きます。」というような張り紙がされているのを目にした。また、ローカルチェーンのコンビニエンスストアのビニル袋は相変わらず無料だ。セブンイレブンなどがどうなのかは未確認である。

広州の地下鉄

まだまだ、新しさが光る広州の地下鉄。すでに2号線も完成し、広州東駅発の1号線と広州駅を抜ける2号線が交差することになり、ますます便利になった。広州の地下鉄は見てくれは香港の地下鉄とそっくり。違うのは列車内の行き先ボードで行き先がライトで示されないことぐらいか。(広州、2004年5月) 追記(201310月):広州の地下鉄も両手の指の数ほどに路線が増えて、どこでも地下鉄で行けるようになってきた。

プリクラ専門店

中国全土で大人気となっている(であろう)プリクラである。泉州では店先においてあるだけにとどまらず、プリクラ専門店がたけのこのようにオープンしていた。(2004年2月、泉州)

中国のコンセント

中国で生活を始めて最初に驚いたことの一つが、コンセントの多種多様性、そしてアバウトさである。コンセントの差込の種類がたくさんあるため、台座の方は様々な形状を受け入れられるように工夫を凝らしてある。バネを利用して一つの口で何種類にも対応できたり、一つの台座に三種類もの差込口があったりする。最近はましになったようだが、以前は同じ種類のものでも差込口の間隔が微妙に違っていたりして大変であった。二本口のものは線が細いことが多いので、ちょっと過負荷になると燃えたりするから要注意である。コンセントの台座はケチらないで少し高めのものを購入すると安心だ。中国に来たばかりの頃、既製のコンセントはよいものがなく燃えてばかりいるので、線とコンセントの頭と台座を別々に購入し組み立てて使用することが多かった。懐かしい思い出である。(2004年7月、深セン特別区外)

グッピーの飼育

中国でも、熱帯魚の飼育が結構盛んになっている。豊かさの現れと言えるだろう。私の住む街でも、熱帯魚を販売するお店が多くなってきた。同居している友人がグッピー(中国語で孔雀魚)を金魚鉢で飼い始めたのでなんとなく餌をあげていたが、いつの間にかすっかり虜になってしまった。そして、とうとう写真の水槽セットを購入。(フィルターと空気ポンプ付で200RMBでした)。元気に育てよ、グッピー!(2004年7月、深セン特別区外)

700RMBアパートのセキュリティ

私が住んでいるアパートのセキュリティ・システムのご紹介。左から一番目の写真がアパート全体の入り口である。ドアの左横に設置されている-左から二番目の写真-インターホンにはテンキーがついているので、これで部屋番号を押す。すると、私の部屋の中にあるインターホン電話(左から三番目の写真)が鳴る。私は受話器をとって相手を確認し、問題がなければ受話器についているボタンを押す。すると、アパート全体の入り口のカギが解除されドアが開くようになる。(もちろん、カギがあればインターホンを経由しないで入ることができる)。
各部屋にはステンレスでできたドアが取り付けられている。(右から二番目の写真-部屋内部から写したものである-)。このドアはインターホンとは連携していない。基本的にカギで開けるしかない。ただかんぬきもあるので、内部の人が外部の人を入れたくなければカギがあっても入ることはできない(一番右の写真)。さらに安いアパートになるとインターホンはなくなり、ドアがステンレスから鉄に変わる。しかし、このかんぬきとカギのセットは同じである。(2004年7月、深セン特別区外)。

追記(2009年3月):昨年、コソドロに進入されそうになったので、鍵を変更した。キーの部分が曲線になった複製されにくいものだ。さらに、キーが鍵穴の周辺に沿って走る方式で、異なる鍵では回らないようになっている。包装箱に書いてあった説明では、賞金50万RMBの退会で優勝した鍵らしい。我が家の安全のために頑張って欲しい。

デパートの荷物預かり所

中国のデパートでは、昔は全ての商品をショーウィンドウに入れ、顧客から要求があるごとに取り出すという販売方式が多かった。それが時代の流れとともに、好きに商品に触れることのできる(日本などと同様な)陳列方式に変わってきた。それと同時に「荷物預かり所」というものが設置されるようになった。ただ、この「荷物預かり所」は荷物を預けたい人が預ける場所ではない。バッグ等を持っている人は、販売区域に入る前にここに荷物を預けなければならないのである。そうしないと中に入れてもらえない。主な目的は万引きの防止にある。ここでバックを預けて、変わりに番号札をもらい、中に入る。そして、帰りには番号札を返し、バッグを受け取ることになる。百貨店によっては、背負う形式のリックサックは預けなくてもよかったり、預ける基準は様々だ。最初の頃は預けたものがなくなったりしないかとずいぶん心配したものである。(2004年8月、深セン特別区外)

荷物預かり機

デパートではすっかりお馴染みになった感のある荷物預かり所であるが、それが機械化されて「荷物預かり機」となった。一種のコインロッカーであるが、使用は無料。というよりも、バッグをもっていたら、必ず預けなければ中に入れてもらいない。まず、「預ける」を意味する「存」のボタンを押す。すると空になっているロッカーが開くので、そこにバッグを入れてドアを閉める。すると、テンキーのしたにある口から、パスワードが書かれたレシートが出てくる。取り出すときには「取」のボタンを押して、パスワードを入力。すると、ドアが自動的に開く仕組みだ。(2004年8月、深セン特別区外)。

*注1)機械が使えないという人も多いので、人手による「荷物預かり所」と「荷物預かり機」が併設されているのが一般的である。

*注2)上記のパスワード式以外にも、コインを使用するコインロッカー方式を採用しているデパートもある。(この場合は、使用後、コインが戻ってくる仕組みだ)。ただ、深センの特別区外あたりでは、まだまだ硬貨の普及率が低いのでコイン式は少ない。

*注3)記憶では、指紋で認証をする預かり機を置いてあったところもあった(と思う)。

追記(2005年11月):最近オープンした近所の本屋では、レシートにバーコードが印刷してあり、取り出し時にはレシートをリーダーにかざすだけで良い仕組みになっていた。